October 14, 2013

もっと南へ!今年は石垣島!!


無事に台風を逃れました!!奇跡的に!!今年も始発便で不眠のまま出発します。

那覇を経由して・・・


はい!石垣島の新空港に到着しました!!


雲は若干あるものの晴れてます!!風はまだ残ってますね。でも青空を見れてひと安心です。

お腹が空いたのでまずは腹ごしらえ。市街地へ向かうこととします。
車を停めてアーケードへ。


真仁屋(まーにや)そばへ。メニューはシンプルにそばとジューシーです。ジューシーセットをいただきました。美味しかった〜。

その後は各自自由行動に。ボクは運良く欠航になっていなかったので予定通り小浜島に向かいます。


石垣島といえばこの港。港の海の色から既にやられちゃいます。


多少波はありますが気持ちのよい船旅です。水深が浅いところの海は沖合でもバスクリンです。

歩くか、レンタカーか、レンタサイクルか。雲行きが怪しいので迷いましたが小さな島だしと思い、自由にあちこち行けるレンタサイクルにしました。


道端や空地やらにやたらとヤギが放置されています。そして人が通る度よく鳴きます。雑草繁殖防止策なのでしょうか??
ヤギって水飲まなくても大丈夫なのかな??


なーんにもないこんな景色。ほっとさせてくれます。


高台の集落にある宿を目指します。ママチャリにはちょっと厳しい坂道です。。


今夜のお宿。「だいく家」です。今夜は役所主催のイノシシ狩りかなんかがあってるらしく二階の部屋は満室とのこと。ボクは一階の個室を用意してもらいました。

少し休憩して島内散策に出かけます。少し雲が広がってきました。


党内随一のリゾート宿泊施設「はいむるぶし」に潜入します。施設内は広いので宿泊の方々はカートで移動されているようです。ボクはもちろんママチャリです。アップダウンのある施設を通り抜けビーチへ。


残念ながら今日の天気では泳ぐ人もいないようです。足がパンパンになっていたので浜辺で休息を取り海を後にします。

その後来た時と別の道を選んでヘトヘトになるくらいにサイクリングを楽しみます。睡眠不足のボクにはちょっと無理のあるプランでした。。。

そして夕立。ザーっと雨音が部屋の中にも聞こえてくるくらいの雨でした。しばらくして止みましたが。そんな時は部屋飲みですね。早速オリオンビールを飲んで夕食までのんびりだらだら。これもまた良しですね。
今夜の夕食は宿の経営する居酒屋さんで頂くことにします。夕食代金を振り替えてくれるということで。


トゥマールビーチにある「やらます」という居酒屋へ。人気があるようであらかじめ予約していなかったら入れませんでした。島には食事どころが限られているので仕方がないですよね。予約が大事です。普段予約しない行き当たりばったりのボクは一つ学びました。

品切れも続出な中、ビールと泡盛も頂いて。宿へ戻って爆睡です。
ところが・・・
猟の方々が連れてきているワンチャンたちが時折何かに反応して「クゥー」と「ワン」と鳴くのです。ボクの部屋は悲しくもワンチャンたちの待機場所の目の前。結局夜中中外へ出てワンチャンたちとスキンシップを。ほとんど眠れないまま夜明けを迎えます。


宿のあるメインストリートから港へ続く坂道を少し下るときれいな朝日が。夜明けですよ。二日間ろくに寝ていないことになります。我ながらタフです。。


朝食。もりもり食べます。朝ご飯は大事です。

さあ、二日目。快晴です。荷物を宿の方が港へ届けてくれるということで島内周遊サイクリング!


大岳展望台へ。山の麓にチャリをおいてひたすら急な階段を上ります。足は見事に筋肉痛ですが頑張って駆け上るのです。


八重山のへそとも呼ばれる小浜島。島々が一望できるこの展望台は上っておくべきですね。いやー、気持ちがいい!!


破綻した小浜ビーチリゾートのビーチを目指します。意外とアップダウンがあります。24インチのママチャリではちょっと・・しんどいです。


施設を通ってビーチへの下り坂を抜けるときれいな海が広がっていました。しばし浜に座ってのんびりダラダラしましょうね。


北側の港へ続く道を海を眺めながら進みます。小浜島、とてもいいところです。


そのまま港を抜けてトゥマールビーチへ。港から続く海岸線をゆっくり散歩します。

竹富島への船の時間までまだまだあったのですが直行便の予定を変更して早めの便で一旦石垣島へ戻り、昼下がりの竹富島で泳ごうプランに変更します。
ランチは石垣島の待ち時間に食べるとして、最後にカフェにでも行きますか。

集落の入り口にある「やしの木」。素敵なご夫婦が営んでおられました。おいしいマンゴージュースを頂きました!


さよなら小浜島。また会いましょうね。。


砂の島「浜島」付近は浅い為か船が低速で走ります。そして海の色がめちゃくちゃきれいになるんです。まぶしい青です。


石垣島に戻りつかの間のブランチ。ルートビアは今日も微妙な味です。


そして竹富島へ。レンタサイクルの送迎バスで集落へ。


この島の街並は本当に素敵です。砂の道に赤瓦。昔ながらの八重山の集落を今に残しているのですね。大事にしなければいけませんね。


そしてコンドイビーチへ。そこでペンギンと合流。若干流れがあるものの海中はとてもきれいでした。ペンギンも大喜びです。


泳ぎ疲れた鳥たちは浜辺でオリオン祭りを開催します。最高のビールですね、オリオンは!


気分が良くなったところで星砂のビーチに移動します。星砂は見つかるかな?


残念ながら宿が取れず、混み合う前に島を後にします。竹富島は相変わらず素敵でした。泊まりたかったなあ。。

二日目の夜は石垣島郊外の静かな宿へ。みんなは街中でゆんたくかな。ボクはメンガテーでおでんとそばを嗜んで早々にバスで宿に戻ります。今夜はゆっくり寝ましょうね。。。

そして旅も後半戦。三日目の朝は早起きして宿で朝食。早めにチェックアウトして開店直後のレンタカー屋さんへ。
そこで雨が降り出します。歩いて若干濡れましたが平気です。なぜならボクは水着だから!さあ、ドライブですよ!
しかし車は便利ですね。雨の中をびゅんびゅん走る。
今日は北上しますよー!!


開店時間に合わせて車を走らせ予定通りに到着!混雑必至の「明石食堂」。並ばずに席に着くことができました。おすすめは野菜そばとソーキそばのミックスです!もちろんお腹いっぱい!のはずですが・・・


胃袋に少し空間を作るためにお散歩です。あぜ道を探検して小さなビーチを見つけましたよ。名前も知らない誰もいないビーチ。もう一度来れるか自信がありません。。。そして・・・


来ちゃいました!知花食堂!!ここのそばも美味しい!!おばーは相変わらずおひとりでキリモリされてました。なんだかんだここのそばが一番好きかなあ。


完全に満腹になりました。では泳ぎましょう!米原海岸ですよ!!


魚もたくさん。真っ白のビーチ。きれいだなあ、ここは。流れが速いので注意が必要です!

泳いだ後は乾杯ですよね!町に戻りましょ!!


やっと集まれましたね!ペンギンのお気に入りの居酒屋でアッリカンパーイ!!今夜は特別ゲスト石垣在住の「すぐる」が仲間入りです。


メンガテーに移ってまたカンパーイ!!!今日は繁盛してます。ボクとすぐるは立ち飲みです。


もちろんおでんも食べますよー。大好評でした!!

こうして最後の夜はべろんべろんで終わりました。。
楽しかったな。すぐるありがとう。
最終日はドミトリー「美ら宿」。共用スペースも広くてなかなかよかったです。よく眠れました。。


最終日。今日も早起き。港で朝ご飯を買って黒島へ。


短い時間で島を一周します。牛がたくさんいます。島の至る所に。小浜島と違って平坦な道のりなのでママチャリでもすいすい進めます。


宮里海岸へ。天気が優れません。ここは足早に退散します。


プズマリ。サンゴを積み上げて作った展望台。崩れそうなので上りません。


仲本海岸も天気が優れず泳げませんね。こんなときもあります。


道百選展望台。高さもあまりなく景色も想像並みと言ったところでしょうか。(←スルー的な気持ちで上ってしまったらこんな感想になってしまいます)


そこから港への一本道。軽トラックと競争です。負けましたが。。


ダッシュで巡った黒島サイクリング。のどかな集落で何日かのんびりしたいものです。天気に恵まれれば海もきれいだそうです。
あまりのショートトリップなため、すらっと流した感じでしたが・・・ホントは
ボクのような牛好きにはたまらない場所です。今度はゆっくり泊まりで訪れたいです。。

石垣島に戻ってランチとします。
バスで通って気になっていたそば屋。のりば食堂へ。
ここもランチタイムは混み合ってますね。
開店直後に来てよかったです。最後のそばかなぁ。寂しいです。。。


レンタカー返却までの時間。白保の海でのんびりすることにしました。
砂浜でない分、海岸はたくさん貝殻で敷き詰められています。のんびり海を見つめていたらさらに寂しくなってきます。

あっという間でした。島を巡ってみんなと乾杯して。あっという間に最終日です。
レンタカーを返して空港へ。
到着したばかりの人との温度差を感じます。
特にペンギンは完全に終了しています。ド二日酔いらしく、今日は海で泳ぎながら撒き餌をぶちまかしていたらしいのです。やっぱりやります。伝説を残してくれますよ、この鳥は。

という訳で、ペンギン以外のメンバーで最後のオリオン祭りを催して石垣島にお別れです。


さようなら。「またいつか来ましょうね」。毎年恒例のこの言葉を呟いて飛行機に乗り込みます。


みんなの切ない後ろ姿が。大丈夫!来年も旅するから!来年へのカウントダウンを始めましょうね!


それでは皆さん、来年までごきげんよう(←男クラジロー)。来年は宮古島ですか!?!?


投稿者 litfie : 09:32 PM

October 15, 2011

okinawa 2011 「最高に楽しむのダ!!」

今年もやってきました!沖縄旅行やっちゃいました!!
JALの早朝便で眠らずに旅が始まります。
朝5:30集合!!

皆様方、いい感じのドロドロかと思いきや、以外とスッキリ!
なんちゃなく無難に空港へ向かいます。。。

恒例の空港乾杯はありません。
今年は初日那覇泊でレンタカー手配済み。
飲んじゃあいけません〜。

ということで、搭乗口でうどんなんか食っちゃったりします。
サンドイッチとかも食っちゃったりします。
ツッチーはテペと決別宣言をしたりします。

相変わらずのグダグダな具合で旅が始まる訳です。。。。


那覇到着ーーー!!みんなバラッバラ。。。すでに誰がどこに居るか把握するのが困難な状況ですね。。。

出発前に食べ過ぎたせいか、着陸前から排出せよの指令が。
ということで、混雑する搭乗口を早足で抜け出し、ロビーのトイレに直行隊です。
スッキリ顔で戻ると一同不満気な眼差し。
レンタカーを取りにいってくれてるのかと思った〜の眼差しです。
ボクはそんなに親切な人間ではありません。

不満気な一行をレンタカーの送迎場所まで先導しますがもちろんバラバラです。
足並みを揃えるという発想は誰にもないようですね。。。

レンタカーの営業所に到着するとラッキーなお知らせ。
予約していた小型の車が手配ミスで無くなってしまったとのことで、大っきなワゴン車に変更。
キャー!!これで車内はゆったり!!みんなハシャグやろうなーーー!!
そう思ったのはボクだけで、車内は至って静か。爆睡モードです。

みんな酒がないと会話とかも面倒くさい人種ということをすっかり忘れていました。
いやあ、みんないいやつです。。。

観光組と仕事&海組に分かれます。そう。ボクはグラスの仕入れに行くのです。


とりあえずJEFで腹ごしらえ。ゴーヤーバーガーは危険な味っぽいのでぬーやるバーガー。訳すとなんじゃこりゃバーガー。以外と普通でした。

腹ごしらえの後は東へ。安座間を目指します。晴れているので仕事は後回し。なんくるないさー。←もう調子に乗って来ています


安座間さんさんビーチ。天気がいいのでひなたぼっこ。乳毛を引っこ抜いていたら黒人さんに笑われてしまいました。ふふ。。

乳毛の処理も終わったのでひとっ走りガラス工場へ。

あれやこれやと卸価格にしてもらえるということでたくさん買い込みます。
飾り棚を作っていずれは販売したいななどと脳みそが仕事モードに。
にしては凄い格好です。
サンダルにテロテロのシャツ。海から帰ってきたばかりで真っ黒です。
アポを取っていなかったら追い返されていたかもしれません。
ま、社員旅行メインってことで。。。←完全に調子に乗って来ています

那覇に戻り車を返却してドミトリーに荷物を下ろし、観光組と合流する前に市場で乾杯することにします。


市場は完全に観光向けですがなぜか毎回ビールを飲みにきてしまいます。てびちも食べてしまいます。それでいいのです。


海ぶどうも食べてしまいます。不参加のヨシコに自慢するために。ただそれだけのために。

その後、観光組と合流しこれまたいつもの海援隊。
100円ビールと500円飲み放題泡盛。
疲れがどっと出ます。
そりゃそうだ。寝てない訳で。

〆に識名さんのバーに行き完全終了です。←記憶が南極地点に置き去りのままです
きっとぶっ飛んでいたんだと思います。軽く告白とかしていなければいいのですが。告白はビシッとまじめにするものですからね。

しかしまあ、さぞかしドミはボクのイビキが凄かったことでしょう。。。


はい!いよいよ宮古島へ向けて出発です。RACの朝一便はボンバルディア。離島の旅感を感じますね。←ちょっとみんなに誇らしげに言ってみたものの無反応でした


高度が低く眺めも新鮮です。好きだな〜、プロペラ。


まずは来間島を目指します。来間大橋を渡るときはさすがにみんなキャーキャーです。青い海を渡るこの感覚はキャーと言わされます。キャー!!


島の道路は農道ですね。ちょっと走るとまたまた綺麗な海が。キャーキャーですよ、ほんと。においもキャーです。つられてうんこがしたくなってきます。


ビーチ巡り一発目。長間浜。辿り着いたはいいけど、かなりの高波。泳いだら死亡です。ツッチーがテペを突き落とすんじゃないかとヒヤヒヤします。そんな事件が起こる前にこの綺麗な浜辺を散歩して退散します。


ふらふらとゆるりと農道を運転していたら、へんてこりんな建物。竜宮城???
そんな建物を見つけたら入るしかありませんね。

建物っていうか展望台でした。
階段を上っていくと・・・・


ドーーーン!!ウルトラ綺麗な海の景色!!一同感動!!スッゲー綺麗でした!!

感動冷めあらぬまま階段を下りていくと・・・・


ドーーーーン!!シーサーの後ろ姿に癒される一同。これもまたすばらしい景色。癒されました。。。

いやあ、来間島よかったです。テンション上がってきました。
泳ぎたい男子のために前浜ビーチに立ち寄る事にしましょう。。。


高波の影響か少々濁りがあるもののやっぱり綺麗。しかし、流れが強くあっという間に流されます。
でも男子諸君はガッツシ泳いで真っ黒化しつつあります。

時間はお昼過ぎ。平良港へ急ぎましょう。船の時間です。
そうです。では、本日の宿のある伊良部島を目指しましょう!!


港に行きフェリーに車ごとドーン。みんなで割れば安いのです。早速潮風に当たりに甲板に上がります。気分上がります。

でもすぐ着きます。あっという間に。地味に高速な船でした。
伊良部島の佐良浜港からのんびりな島の道路をのんびり走り渡口を目指します。
目的はそば。


この子です。めっちゃ美味しいそば。お腹をすかせて来たかいがありました。ただ残念なことにおかわりしようと思ったら品切れになってしまっていました。


この子はそばではありません。品切れなのでほずみのを横領しようとしますが当然拒否されます。残り汁だけを横領です。短いそばが数本残っていました。多分ほずみの優しさだったんだと思います。ホント美味しかった〜。


渡口のビーチも高波です。波乗りできますね。泳ぐにはかなり危険レベル。フーシーが倉さんを突き落としたりしないかとドキドキです。そんな大事件が起きる前に退散です。

すっかりお腹も満たされた一行はお宿にチェックイン!!
といってもボクは本日もドミです。みんなは佐和田の浜に面した「いなうの郷」。すばらしいロケーションです。


本日のお宿「びらふやー」。超素敵です。屋上からは360度のパノラマ。到着してすぐのオリオンビールは最高でした!!


わんこもいます。超かわいいわんこ。敷地内をパトロールしまくります。


気持ちのよい風が部屋を吹き抜けます。しばらく住んでいるかのような落ち着きがここにはありました。


夕刻の屋上。夕陽を見ながら追加のオリオンビール。気持ちがいい時間。時間はゆっくり流れていきます。勝手に過ぎていくような時間ではなく、ゆっくり、空気を吸って、お話をして、空を見て・・・そんな時間。どんな時間??ここに来たらわかります。。。


食事はみんなで食べます。いなうの郷にお邪魔して、コンビニでいろいろ買い込んで。ゆんたく。そうみんチャンプルーが美味しくなかったのに倉さんは流石料理人です。ほかの炒め物と再度チャンプルーします。料理ができるっていいですね。。

宴の後は、夜道を歩いて。星がいっぱい。天の川。流れ星。
地球も捨てたもんじゃないね。なんつって。。


翌朝。ドミのベッドで。うーん、いろいろ考える。もう帰ることを考える。嫌ダーーー。ラスト一泊。楽しもう。。。ダーー!!←ホークス

ドミの方々の温かいお見送りに後ろ髪を引かれながら予定より早めに出発。島内をドライブ。
伊良部島と繋がっている下地島に渡って下地空港へ。


タイミングが良ければ旅客機のタッチ&ゴーが見られる空港。以前は離島便が発着していたようですが今はほとんど訓練飛行のみで中には入れませんでした。誘導灯が連なる海もやっぱり綺麗。


集合時間まで余裕があるので「通り池」を散歩。遊歩道が途中で決壊してしまって岬の先には行けませんでした。整備がされておらず軽くサバイバル感が楽しめます。←いいね!

一泊しかしなかったけどとってものんびりした気分。再来年には橋が開通して発展してしまうのかな。伊良部島、どうかこのままゆったりな島であってほしいです。
さよなら、伊良部島。またいつか戻ってきましょうね。。。


宮古島に戻ってメジャーなビーチ「砂山ビーチ」へ。丘を越えて下ってビーチにエントリーするというなんとも独特なロケーションは粋ですね。砂に足を取られかなり体力は消耗しますが。マンゴージュースでエナジーチャージすれば平気です。ホズミはコーヒーを二杯チャージです。ぷぷぷ。


泳いだ一行は腹ぺこです。時間はもうお昼時。港で見たフリーペーパーで見つけたテビチラーメンへ。
チャーハンと餃子もセットで。満腹満腹。

ここで、二泊組は帰福。残りのメンバーで今夜のお宿「beach house」へ。
格安ゲストハウスながら個室。この旅初の個室です。キャーーー。
各々休憩をとったり散歩したり。恒例の完全自由行動になります。
ボクは昼寝。というか寝てしまっただけです。起きたら夕方。あちゃ〜です。


宮古島の街ビーチ、「パイナガマビーチ」へ。
夕暮れ時にビールを飲みながらダラ〜っと過ごします。夕陽がめちゃきれいで、ちょっぴりおセンチになったりします。

そしていよいよ宮古島の街にくり出す訳です。
ゆっくり歩いて散策しながら。
腹ぺこすぎてコンビニでパンとか無駄に買ってしまうのです。
グリーンカレーパン。宮古島で食べるには・・・ちょっと無駄な味が。。。


通りすがりの気になったお店へ。古い宿のような趣。迷わず入ります。


素敵な落ち着きのある店内。残念ながらオリオン生はありません。カフェって感じ。福岡で飲むオリオンと同じ小瓶。ここで飲むと何故かめちゃうまです。本場の味は本場でしか味わえないということですね。

もう一軒ハシゴして沖縄のワラビ?かなんかのおひたしに感動して、先発隊と合流のため移動です。
めちゃ安の泡盛が飲めるというお店に向かいます。
ピッチャーに水割りされた泡盛がもっこり入って2000円。もっこりです。←二回目
割り勘で数百円。なんかお店に申し訳ないぐらいあります。
その後もう一軒ハシゴ。洒落た居酒屋のようなとこ。
BGMはBOOWYです。BOOWY博士の倉さんは流れている曲名はもちろん、曲順でアルバム名まで説明してくれます。一同「ハンパねー倉さん」でした。。。つまり、お店の印象はBOOWYです。音楽って大事なんですね。キャッ。

ほろ酔いで帰路につきます。飲み足りない面々はまた酒場のネオンに誘われていきます。
といいつつ、ボクも帰り道にもう一軒。もうヘロヘロなのにもう一軒寄るというダメな選択をする訳です。

そこは偶然にも昨日マチルダが来ていたというお店でした。
お店のママ?とゆっくりそんな話をしながら。本気でヘロヘロになりながら。
交わした会話は。。。マチルダの話だけじゃなくいろいろしたけど・・・。←記憶は銀河の彼方に葬り去ってしまうダメなボク

いよいよ最終日。涙そうそうです。。。
早朝、朝日を浴びに早々に出かけます。
予定より早すぎて当然誰も起きません。

車を南へ走らせます。
思いのほか直線道路ではなく、ナビのない車は少々迷いながら池間島を目指します。

気持ちいい朝の光がこの旅の思い出を脳裏に焼き付けてくれます。

海に架かる長い長い一本の橋。海の上をゆっくり走りながら一つ一つの思い出を噛み締めていきます。みんな楽しんでくれただろうか?ボクは楽しんだか?きっと楽しんでくれたはず。ボクも楽しかった。・・・などと考える時間。


池間大橋を渡ってすぐの休憩所。そこにはまた美しいビーチ。美しい。。。

すっかり感慨深く過ごしつつ、置いて来たみんなが気になり始める時間です。
電話が鳴ります。
「どこ行っちゃった系ですか??」
「すみません、すぐ戻ります。ペコリ」
わんぱくキッズたちがお腹をすかせて待ちわびるゲストハウスへ急ぎます。

チェックアウトをして、冷蔵庫のビールを忘れず持ち帰り・・・、いや飲んじゃってます。朝からやっつけちゃうのです、彼らは。
やっぱ、二日酔いにはビールですね!!彼らは恐ろしいほどにアルコールに躊躇しない人種なのです。だって休みだモーンなのです。

最終日のスケジュールはまた二通りのオプショナルツアーを企てます。
会合は朝食がてらエンダーで。

ボク→東のビーチ散策。
ホズミ→街散策。

さあ、目指せ東を!!しらふのボクはルンルンドライブです。キャーー!!

「あ!!多良川酒造だ!!」
・・・全滅です。誰も反応してくれはしません。
かすかなイビキがボクに黙れと言っているかのようです。
ルンルンは止めてしっぽりモードに切り替えるのです。
でも大丈夫!!何故かって???


ドーーーン!!新城ビーチ!!なんと綺麗なんでしょう!!度肝を抜かれる透明度。戯れる魚たち。ここは竜宮城のようです。


ドドーーーン!!もーーーー!!綺麗すぎでしょ!?!?!?!

そんな美しい海中のボクと、陸上ではてぺと倉さんが貝殻拾い。対照的でバラバラで。仲の良さを伺わせてくれます。気楽な関係の仲間たち。今年もアリガトウ!!

泳ぎ疲れたボクらはちょっと急いで合流先へ。美しい海になかなか別れを告げられず時間オシです。。北側の海岸線を市街地目指して焦り気味に走ります。急がねばホズミが牙を剥きます。キャーー!

さあ、いよいよ島とお別れ。思い思いのお土産話を心に。
レンタカーを返却する時の寂しさと言ったら。。もう切ない!!


宮古空港で。〆のオリオン生ビール。ボクもやっと飲めます。。。みんな日焼け顔でボク酒焼け顔。ふふ。
そして、機内へ。
この機内の静寂といったら。もう、人生が終わるかのような。誰にも会話がありません。。。いやいや、ただ完全燃焼して抜け殻になっているのです。。。

こうして終わった今年の沖縄旅行。
初の宮古島。
きっとみんな楽しんでくれた、そう思いつつ旅を振り返りながら。こうして旅日記を綴っています。Rickie-Gを聞きながら。。。
来年もきっと素敵な旅ができますように。。。

投稿者 litfie : 08:55 PM | コメント (0)

September 30, 2010

2010年の旅「今年の沖縄は全日快晴!!」

沖縄の旅2010。
出発の数日前から眠れない夜が続きました。
その理由は様々あるのですが、何とか丸く収まり出発に相成った訳でありまして。
今年は久しぶりのほぼ無睡状態での出発でございます。
幸い?ドライバーに立候補したため福岡空港乾杯にも不参加です。
そして、機内に乗り込み独り後方座席で離陸する前から爆睡体制に入ります。
何度か目覚めまた、感慨深くあれこれ考え到着後もどうもスッキリしない。そんな旅の始まりとなりました。

一行は到着後、夏晴れの空に興奮を抑えられません。
ボクもその勢いに、いつしかさっきまで抱えていた不安不満は何処と?テンションが上がっていくのでした。
この島のパワーに今年も天晴。
この旅が無事に楽しく終えられることを祈りながら、自然と急ぎ足となりレンタカー送迎の待ち合い場所まで。


今回の私たちの相棒はマーチ。早速、ビーチを目指すのです。

その前に。
腹ぺこキッズは宜野湾「うみちか食堂」で腹ごしらえ。
各々好きなものをオーダーしてー、キャーキャーです。


このまま晴れ続けてくれるのでしょうか。そんな不安が消えない僕らは近くのトロピカルビーチへ。

天気もよく、賑わっています。人工ビーチは流れもなくさすがに濁っており、福岡の海に完全に見劣りしています。pepeはがっかりした様子で早速ビールを飲み始めるのです。


ふりちんになりたがるpepeをなだめながらビーチを散策して次なるビーチを目指すことにします。

ビーチ散策を拒否っていたSOFTグループも同行することになり民族大移動です。ドライバーはTEAM BIRDSが担当します。飛ベない鳥なので車を運転しなければいけません。

明日のスケジュールは決まっています。
離島系の日帰り的な海水浴です。
東海岸からの船旅系なので今日は北上して本部半島まで頑張っちゃうことになります。
アルコールが入ってないときちんと考えることができます。
お酒を飲まない時間も大切ですね。

沖縄自動車道無料ってことで、ピュッピューと高速で許田まで突っ走り瀬底島へ。


瀬底ビーチはレンタル小屋などきれいに整備されていました。海は変わらず綺麗です。


ようやく沖縄らしい綺麗な海を味わえたpepeはガッツリと泳ぎ始めます。

ビーチを満喫した一行が次に向かうは「ちゅら海水族館」。


ジンベイザメやらでっかいマンタが悠々と泳ぐドでかい水槽。何度見てもすごいです。


一服タイムに夕陽が。水平線に沈んでいきます。何だかまた色々と考えてしまいます。

今年は。ちょっと切ない旅です。心落ち着かない旅です。
人間関係。色々あるけど。うまくいかない時ってあがいても駄目なんでしょうね。全てが裏目に出ちゃう。思いやりって簡単には伝わらない。余計なことに思われたり。
この旅が何かを変えてくれる。
そんな期待がまた空回りしていきます。
楽しむことです。単純に。楽しいと感じると景色が変わって見えます。

さあ、那覇に帰りましょう。。。


突然思い立って立ち寄ったコザの街。思い出の「チャーリータコス」。タマシイの歌が聞きたくなります。


タコス2ピースとタコライス。ぺろりといけます。おいしいね。

閑散としたコザの街に哀愁を感じます。今の僕らにぴったりのこの街。
ここで一杯飲みたい気分になります。
何だろう。コザの街。賑やかだった頃はどんな雰囲気だったんだろう。
pepeもこの街が気に入ったようです。
さよなら。コザ。また来年戻ってきましょう。

那覇に辿り着いた僕らは、今日のお宿「ステラ」へ。
ドミは独特の雰囲気です。
三段ベットの一番上段で。一泊250円。素敵です。
少々予約がうまく段取りできていなかったらしくもめましたが・・・まあ良しとしましょう。
荷物を置いてくり出します。
ホテル組と合流して向かうは・・・。


それでは、飲みますか。今年も「海援隊」の100円ビールからの。泡盛飲み放題500円コース。

ようやく、気分が上がり始めます。運転疲れが酔わせてくれます。


ペペはうたた寝。いたずらされてしまうのにうたた寝。アルマーニががっかりしています。

おなかもいっぱい。でももう一軒!!

向かうは「コトブキ」。しかし。
ラーメン屋さんに変化していたとは聞いていましたが。
外のカウンターはなくなり扉なんかついちゃってかっこ良くなっていました。
そして満席。残念。

疲れがどっと出て眠気が増してきてさようなら〜です。
帰りましょう。

ドミでpepeは大いびき。部屋に響き渡ります。
日頃の疲れと今日のドライブ、海水浴。爆睡です。pepeは。
ボクは。
どうも三段ベットがなじまず、起きちゃ寝て。

結局リビングで一杯となる訳です。
そこで暮らす若人と語り明かす訳です。
沖縄の話。仕事の話。見知らぬ人と延々と夜明けまで。
これもドミの醍醐味でしょう。

屋上のシャワー室でスッキリして出発です。
ペンギンが寝坊して遅れるホテル組。
pepeはもちろん電話でいじめます。
ペンギン朝からドヤされるの巻。
兄は絶対なのです。さぞかしペンギンは電話口でしゅんとしていたことでしょう。


ありゃ?ポケットに枝豆の殻??何で??の絵。pepeはまだ昨夜のいたずらに気づいていません。

港に到着。ナビはすごい。迷わない。
pepeとボクは公衆バリバリでお着替えを完了して船に乗り込みます。
念願のフリチンです。
非常に残念ながら枝豆の殻とはここでお別れです。


9月の晴れ。真夏と同じ。そしてガラガラ。今年はラッキー。切ないけど天気が元気づけてくれますね。

いざ出港。目指すはキャロットアイランド。津堅島です。


港からてくてく歩いてビーチへ。集落を抜けると人参畑が広がっています。

 
ゆっくり歩いて、ゆっくり歩いて。島の空気を堪能しながら。ボクらはビーチへ向かうのです。


着きました!!一同ヤラレています。シャモがいたらもちろん叫んでいたことでしょう。「ヤラレるぅ〜〜!!」と。


沖縄そばや焼きそば、カレー。食堂で好きなものをたらふく食って泳ぎまくります。
こんな青空に。ありがとう。

今年はこの島「津堅島」。貸し切りのビーチ。
ウミガメはいないけど。ニモもいないけど。
お魚と戯れて。いっぱい泳いで。
島に泊まりたい。星空の下で一杯やりたかったなと。
帰りの船はまた切ない。
みんなの笑顔に心救われます。
「津堅島」。さようなら。。。


はい。今年も「エンダー」カーリーフライです。pepeは果敢にルートビアに挑戦します。シャモのリアクションと違い気に入った様子。恐るべしpepe。
と思いきや、久しぶりに一口飲むと案外いける。大人になったんですね。


再び那覇に戻って市場で一杯。pepeはダウン。ひとまずお留守番。てびちとオリオンで乾杯だっつーのに。。。


復活して戻ってきたpepeと別行動組と合流して乾杯。「うちなー屋」。
以前は桜坂の入り口にあったこの居酒屋。第一回目の社員旅行で乾杯した場所。
菊の露ブラウンを初めて飲んだ所です。「ブラウンって何?」とまだ普通の人間だった頃のプサンと話したものです。「樽熟成かいな?」などと真面目に。
懐かしぃ〜。


soft組の決起会開催ということで。場所はhozumiのリクエストで「エロス」。ゴンザレスの粋な選曲。しびれます。


その後、桜坂入り口のローソン広場で地べた飲み。向かった場所は。
記憶がございません。
どこかの交差点を曲がってエレベーターを上って。T-boが泡盛ボトルで頼んで。
おいしいつまみがあったような・・・。
べろべろ、いや、どろどろな夜。でした。。。


翌朝、チェックアウトして向かうは街ビーチ「波の上」。
オリオンビール祭り。泡盛祭り。
そして完璧なまでに仕上がっていきます。


空港に着いても尚、宴は続きます。何を食べて何を飲んだかは、もはや誰にも分かりません。。。

ボクらの旅はこうして終わる訳ですが、帰ってからもわんぱくに飲み続けるのです。
そのまま、島唄と泡盛に抱かれて眠るのです。

また来年、会いましょう。。。

投稿者 litfie : 10:58 PM | コメント (0)

September 18, 2009

沖縄2009 今年も鳥たちは任務を遂行します

今年はゆるーく始まったおきなわの旅。食って食って飲みまくるのでしょうか。

この旅を記しておかなければなりません。
思い出に。

いつもの始発で降り立った南の島。
ノンアルコールでレンタカーに乗り込みます。

雨の予報がばっちりハズレます。
濡れた路面の頭上には太陽が。
所々厚い雲が広がっていますが大半を占める青い空が「めんそーれ」と僕らを迎えてくれたのです。

不安定な天気と予測はつくのですが。
こうなりゃもちろん海辺に向かいます。

近場の海辺へ。

一つ目の任務を遂行するのです。

たどり着いたトロピカルビーチは夏の賑わい。

降り注ぐ太陽。照り返す砂浜。
僕らはしばし浜辺で羽を休めます。

そして餌を求めて飛び立ちます。


任務2。そばを食らうシャモ。3.5秒で完食です。食い足らず今川焼きを頬張りながら再び海へ。

波之上ビーチを一瞬だけ眺めトロピカルビーチへ。
違うところ行きたーい!!←シャモ

幾分曇ってきた空に不安になりながら58号線を北上するのです。

雲は消えてゆきます。
そしてまた、鳥たちは泳ぎます。
ペンギンの分までしこたま泳ぎます。

泳ぎ着かれた鳥たちはエンダーでバーガーを。
任務3を完了。

街に戻って体の潮を洗い流し夜の部が始まります。

いつもの市場でオリオンとてびちで乾杯。
任務4を完了。
タツヤは衝動買いのアクセサリーを身にまとい上機嫌です。

それからコトブキにはしごして任務5も完了。


任務6。大王で餃子を食らいます。一人一皿をあっという間にたいらげます。

その後任務のひとつ、エロスに向かうもお休み。
これは仕方ありません。

いい具合に酔いが回ってきた鳥たちは徒歩を諦めタクります。
向かうはペンギンゆかりのナイトスポット。
CODE:B。

エントランスで身分証を求められます。
いい歳して「二十歳以上ですか?」などと聞かれます。
逆に聞き返します。
「二十歳未満に見えますか?」
返す言葉を探る店員さん。
「・・・規則なもので」
ですよね。
「ちなみに39歳です!!」
元気に答えて入場です。

しかし。

去年の様とは一変してガラガラです。
未成年者の溜まり場だったとは思いませんがこうも人気がない店内は想像していませんでした。
失望した僕らは一気に酔い帰還します。

こうして7つの任務を達成して鳥たちは眠りにつきます。
ほぼ完璧です。
力尽きます。。。

迎えた二日目。

フェリーに乗り込み島を目指します。
任務8を遂行します。


阿嘉大橋を望み港へ入港。バスクリンの海にやられます。

宿に荷物を下ろしニシ浜へ。
やられます。

これぞ沖縄のビーチ。
写真で見たやつが目の前に広がります。
魚たちと戯れゆっくりとした時間を贅沢に過ごすのです。
青い空。澄んだ海。
こんな時の流れが疲れた心を癒してくれます。
やられます。

続いて港近くの阿嘉ビーチへ移動して噂のウミガメ遭遇ポイントへ。

会える気がする。

そんな僕らの願いが叶います。

ゆーっくりと泳ぐその様は心和みます。
海面を漂う僕らと同じスピードで。

ありがとう・・・。

浜辺に上がって何度もつぶやいてしまいます。
やられたあとにありがとう。
9つ目の任務は奇跡的に完了したのでした。


こうして迎える夕暮れのひと時。心にこびりついた錆が全部取れました。ありがとう。。。


腹ペコな僕らにうれしい食卓。普通に二人前はあります。
グルクンの唐揚げ。もやし炒め。ナーベラーウブシー。刺し盛り。
そしてジューシーとソーキそば。

満腹度数120%です。

10個目の任務。ヒズシビーチのビーチバーへ行く前に休憩です。
若干うたた寝します。
若干??
数時間??

と、外を見るとザーザーぶりの雨。

「あいちゃー」

ついに任務が・・・。

その間、宿の方に残念な話を聞かされます。

ビーチバーは今年限り・・・。

なんということでしょう!?!

行きたい気持ちが膨れ上がります。

すると雨もやみうっすら星が見えてきます。

今だ!!行くっきゃない。

暗い集落の小道を歩きさらに暗いビーチへ抜ける坂道を下る僕ら。
真っ暗け。
携帯の電気を頼りに歩きます。
「きゃー」とか言いながら。

そして波音とともに人々の話し声が聞こえてきます。

満天の星空の下にやさしく光るロウソクの明かり。

今年で見納めのビーチバーがそこにあります。

閉店の話を問いかけた僕らにオーナーさんは残念そうに話してくれました。
「出っ張ったものを刈り取るっていうのかな・・・時代の流れかな・・・」

なんとなくその意味がボクにはわかりました。
(中略)←話が長い

そこに集っていた人々の笑みはかけがえのないものなのに。
僕らもそう。
ここにこうしていられること。
何も壊すつもりもなくここにいるのに。

(中略)←文句ばっかり

残念で仕方ありません。
残念。。。

そんな僕らに素敵な贈り物。

星空タイム。

明かりを全部消して。

星の明かりで飲みましょう。
最高に美味しいビール。最高に美味しい泡盛。
すばらしき自然。
地球最高です!!


僕らはこの旅の最重要任務をこうして遂行して。
騒音が皆無なこの島の真ん中で深い眠りにつくのでした。。。
いい一日をありがとう。

翌朝
最終日の朝を迎えます。


前浜で。朝日を浴びて浜辺を散歩します。貝殻を拾いながら。

どうしても振り返ってしまいます。
まだ旅の途中なのに。
この二日間のさまざまなシーンが蘇ります。
切なさいっぱいになります。

僕らはまだ旅の途中。

毎年のように思う最終日のこの心境は言い表しようのない切ない気分です。


出航の時間が迫ってきます。足早に港に向かうのです。

さよならの時間が・・・。


さようなら。また会いましょう。離れゆく島の景色。さようなら、カメさん。さようなら、ビーチバー。

一時間弱の船旅。帰りは高速船で。あっという間です。

レンタカーに乗り込みコザの街を歩きタコスを頬張り那覇に戻ります。
最後は国際通りへ。
ほんのつかの間買い物。(ウインドーショッピングってやつ←何も買えない)
財布はすっかり空っぽです。

掲げていた任務のほとんどを遂行した僕ら。
懸念していた天気はほぼ満点。
天気予報なんてさ。当たらない。
ほら。言ったとおり。
願えば叶うのです。

帰ってからも願いましょう。
叶えましょう。

切ないけれどまた会える。

きっとまた会いましょうね。

不参加のペンへのプレゼントに。
僕らは今年のたくさんの思い出を持って帰るのです。

またいつか会いましょうね。。。

なんてこった。
ビーチバーの閉店。

もしや。
こんなところで商売して。来た人々は自然を汚して。
ここに店が無かったら汚れない。
とかね。

昔は綺麗な島だったと。

確かにね。
珊瑚は踏みつぶされ、浜辺には吸い殻。

夜は酔っぱらいが叫んで。

トイレが無い??
当たり前じゃん。自然なんだから。

商売するなら責任取れとかさ。

ボクはお店のもてなしより来る人のモラルを問いたい。
ビーチバーに来る人だけじゃない。

灰皿ついてるくせに車の窓からポイ。
自分の部屋のゴミは捨てるくせに海辺にゴミを散らかしっぱなし。
家では床にもベランダにも吸い殻置きっぱなしにしないでしょ。
自分の庭に打ち上げ花火打ち込まないでしょ。
自分の家のバーベキューの後片付けは綺麗にするでしょ。
誰でも立ちションしてたら困るよ。
ゆっくりしたい夜に怒鳴り声されたくないよ。

誰かに規制されなきゃならないの?
規制が無ければ何でもするの?
そこだけ規制したり排除すれば解決するの?

へぇー。

結局さ。本質は別のところにあると思うな。
世の中の流れ。変わったものをいけないものと決め付ける人々がいて。
偉そうに線引きしてさ。
たしかに一見正論と思えるそんな定義があるのはわかります。
一見ね。
必要な部分はあるさ。
でも、本来の人の安らぎが。時にその犠牲となるのでしょう。
マナーを守ればみんなある程度心地よく過ごせるのに。

汚れた社会は規制や排除で未来を築こうとしているのでしょうか。
悪戯の本質は追求せず、表面だけを削って均していれば格好がつく。
本質をつけばいいのに。つかれちゃまずい事してるくせに。
そしてボクのような一見反乱分子も定義のもとに裁かれるのです。

極端な話ですが。まったく。

歩きながらこんな具合に「キィーー!!(怒)」となりましたが。
辿り着きましたよ。ビーチバー。
「きゃー」ですよ。

「きゃー」です!!「キィー」となってる場合じゃないですよ。

ホント残念(涙)。

とまあこんな具合です。

投稿者 litfie : 08:52 PM | コメント (0)

November 01, 2008

目的は何だった?今がすばらしすぎて忘れました


お寝坊さんはブランチにクラムチャウダーとホットドッグ。国道沿いのハンバーガーショップで。

ドライブドライブ。
目的は何だった?
寄り道しながら進む道。
すばらしく感じるそんな寄り道の時間が目的より大事なものに思えてきます。
あれ??
本当の目的って??
これだったのかもしれません。
笑顔で過ごすこの時間が何よりの収穫だったんです。
すばらしいこの時間。
しかしまあ、のんびりする事だけですばらしく思えるなんてね。
普段ろくなことしてないのに。充分のんびりしてるじゃん。
あれ??
力抜けてます。
目的はこれか?!?


これこれ!!焼き物欲しかったじゃない。財布の中身が寂しいけど買える範囲でいいのです。

すっかり空っぽの財布。
でも心に温もりいっぱい。
その中にお金で買えない価値がいっぱいあるのです。


おいしい空気をいっぱい吸って歩く道。空の青、草木の緑、花の赤。ボクは何色?


タマシイの歌声が車の中で響きます。何度も繰り返して流れるその歌声が今も心で響いてます。

目的はまだまだ沢山あるけれど。
一度にすべてを手に入れる事はできません。

こうしてひとつひとつ。
まだまだ時間はあります。

日付が変わって11月です。
あっという間に年末ムードになるのでしょう。
何にも考えない一秒一秒。
噛みしめて過ごす一秒一秒。
いいバランスでいきましょう。

今日は誰と出会えるのでしょう。
素敵な一秒一秒を一緒に過ごせますように。。。

投稿者 litfie : 12:43 AM | コメント (0)

October 31, 2008

今夜、ハイサイ!!


夏のような日差しを浴びて、夕暮れの道をゆっくり歩きます。温もりいっぱいで心が破裂しそうな思いです。

潮風に吹かれた体を洗い流して。
しばし、目を閉じて心の扉を開いて。
今日一日の余韻に浸りながら温もりを感じながら。
日常から解き放たれた心は、ようやく冷静にすべてを正直に受け止めてその答えを吐き出してゆくのです。
その単純な作業にどれだけの時間を要してきたのでしょう。
社会というものに翻弄されるほど追いつめられていた訳でもないのに。
その社会の中にいる事を前向きに受け止められなくなっていたのでしょうか。
ま、こうやって考える時間がなくなると堕落したりするのかもしれません。
よくわかりませんが、この安堵感に包まれていた時間はかけがえのないものだった訳です。


偶然の出会い。人と人のつながりって運命です。大好きな歌声に出会えた夜。再会の夜。

離れてしまってもまた出会える。
会いたいからまた出会えたのです。
そんな運命のつながりを実感させられました。
タマシイの歌。タマシイの言葉。
ありがとう。

相思相愛なら一緒にいればいい。
嫌なら離れればいい。
本来、単純なはずなのですがそうはいかないものです。
人生50年でいいからもっと単純にいけないのですかね。
うん、ボクは単純にいきます。
好きな人とは離れないでいようと思います。
それに応えてくれた人ときっと一緒にいるはずです。
なんて、それは理想の世界。
うまくいかないものなんです。
ずっと一緒になんて。

でもまた出会える。
そんな事を実感した夜だったのです。

そばにいた人がいなくなって喪失感のようなものが心に蔓延して。
取り残されたような孤独感が目の前の日常を、幕を張ったように薄暗く映す。
そうじゃない。
どれだけ人に頼るのですか。
自分の世界は自分が主役なんだから。

考えてる考えてる・・・。

会えるときに会いましょう。
そんな時には「ハイサイ!!」。

ひとつ、答えが見つかりましたね。


すっかり上機嫌になった後には餃子ですね。餃子をつまみに何でも話しましょう。人を知る過程ってワクワクします。
こうしてどんどん好きになる人ってそんなにいません。間違いなく。

ありがとう。いろんな話ができました。
餃子ってすごいね。

そういえば、昨日は一睡もしてません。
40時間!?!くらい寝てない事に気付くと突然強烈な睡魔に襲われます。

それでも、こんなすばらしい夜はまだまだ続くのです。
すばらしい夜です。。。

投稿者 litfie : 11:02 PM | コメント (0)

September 22, 2008

安らぎの旅〜打ち上げ編

旅の終わりは家の扉を開けるまで。
家に帰る前に打ち上げです。

こいつらまだ飲む気でいます。
恐ろしい。。。


帰ってきてもオリオン生ビール。アッリ乾杯!!意外とまだ飲めることを再認識する一口でした。


思い出話は尽きません。あんな事こんな事あったでしょ??鳥達は笑って泣いて語り続けます。

その時その時は何とも思ってなかった事。退屈に感じていた時間もありました。
でも振り返ってみるとどれもすばらしく思い出されてきます。
繰り返し発していた言葉なんかの話題にもなります。
今年の流行語大賞は「旅は、かき捨て」に決定しました。
「会いたーい!!」や、二年連続で大賞を受賞した「やられるー」は落選です。
特別賞は「ニャンコ」。佳作で「体操座り」が選ばれています。
来年はどんな言葉に思い出が込められるのでしょう。
それもまた楽しみなものです。


「yajinke」で外飲み。再び気分が高調してきます。なんて素敵な時間でしょう。思い出話はまだまだ続きます。


三羽のタンクトッパーは日焼けしてホモの集まりのようです。
実際かなり近い距離でおもしろネタを小声で話したり、ハグし合ったりしています。
人々の冷たい視線には全く動じない強い男になって帰ってきたのです。
シャモには突き刺すような攻撃的な眼差し。ペンギンは正真正銘の文無し。チキンは洗濯上手。
みんなそれぞれ。何かを興してきたのです。


〆は麻婆豆腐です。一発目はデフォルトの大盛り。約30秒で完食です。


おかわり君は本場四川の激辛バージョンの大盛りです。ちょっと手こずって約45秒かかっています。

麻婆豆腐とチンタオビール。
そう、旅の終わりもビールなのです。

あっという間に食いつくした鳥達はそれぞれの巣へ帰ってゆきます。
さよならね。
離れ離れで眠る事に何故か寂しさを感じてしまいます。

同化していた四日間。
どうかしていたこの一週間。

明日からの活路を見出す事ができるのか。
それが三羽ともが抱える共通の悩みとなる事でしょう。。。

投稿者 litfie : 09:42 PM | コメント (0)

安らぎの旅〜沖縄編/最終日

久しぶりに抱える鞄。
三羽はホテルを後にします。
さすがに疲労感は隠せません。
迷わずタクシーです。

国際通りを照らす太陽の陽が久しぶりに大量の汗を吹かせます。


まずは腹ごしらえ。ロースそば。疲れた胃袋に染み渡る優しい味。

そして三羽は、みやげものに見向きもせず満場一致で最後の海に出かけることにします。


最後の乾杯です。ジャラ銭担当のシャモが500mlをチョイスしてきました。今日も胃袋を甘やかしたりしないのです。

暑い日差しが照りつけるビーチ。灼熱の世界。
真夏に舞い戻ってきたかのようです。

時間ギリギリまで寝転んだり泳いだり。
僕らは最後の最後までこの旅を満喫するのです。


さようなら。街ビーチ「波の上」。今日はきっと到着した人々で賑わうことでしょう。
そしてそれぞれの思い出の一ページ目に記されるのです。
「チェックイン前に立ち寄った街から近いビーチは意外と楽しめました」と。
そう、こんな景観でも楽しみ方次第でとても素敵な思い出がたくさん生まれるのです。
さようなら・・・・・・・。

 
最後のあがきです。時間がないのにビールを流し込みます。腹ぺこキッズはタコライスまで平らげます。

よくよく考えたら強靭な胃袋です。何やらかんやら飲み続け食べ続けているのですから。

このビュッフェが毎年ながら切ないなあ。。。


この翼が僕らを運んでくれるのです。いつでもどこへでも誰とでも。
またこの翼にあこがれを抱いてしまいます。
僕らは飛べないから。。。
翼が欲しい。
帰りたくなーーーい。


そんなに悲しまなくていいのです。またここで新しい思い出に、感動に出会えたのです。去年よりは寂しくありません。
うそです。
どうしようもなく切なくて三羽の鳥が泣き出します。

「クェックェーーーー!!」(オロローン)

また会いましょうねーーー。さようなら。。。

(追伸)
機内の三羽はオロローン言いながら速攻でまたしても爆睡。
シャモは大口を空けて大量のよだれを流しながら気持ちの悪い絵面でぶっ通しで寝ていました。
写真に残せなかったのが残念です。
さすがにペンギンも驚きを隠せなかったようで、到着後めっちゃ突っ込んでいました。
シャモは永遠にみんなのあこがれです。

投稿者 litfie : 05:29 PM | コメント (0)

安らぎの旅〜沖縄編/三日目

残念ながら今だ強風波浪の天気が続き、離島への船は欠航です。
ホテルで天気予報にがぶりつくのはもうやめです。
寝かぶっているペンギンを叩き起こします。
ついでに股間が起きてしまってベルトが閉まらず出発が10分程度遅れてしまったのです。

「やんちゃな世代やねー」←シャモに軽く突っ込まれる
「コラッ!!いい加減にせんか!!」←息子を叱りつけるペンギン
「・・・」←息子の反応は未だ衰えてないがさすがに白旗をあげ、誰のか知らないペットボトルのお茶を次々と飲み干すチキン

モッコリ警報が解除されたところで。
さ、お出かけお出かけ。


DFSとは無縁な三羽は、田舎から出て来た感をはずかしめもなくさらけ出して写真を撮ります。

めっちゃいい匂い。女性的な香しい匂いに包まれながら宛もないのにふらついてみます。
香水が入り交じったようなジュワッとしたその香りは一瞬僕らの下半身を刺激していました。

「この匂いって何やろ?女の子と一緒に来たごたる感覚になるばいね」←すっかりハマった様子のチキン
「たまらんすねー!!誰かに土産買いてーなぁー」←買って帰る相手も仕事もないペンギン
「・・・」←ひたすら先頭を歩くシャモ
「エンダー(A&W)どこあるっちゃか??」←ここらをうろついている目的をやっと思い出す三羽
「受付嬢に聞いてみましょうか?」←シャモはこの数日で確実に成長している
「みんなで聞こうよ!!」←女性との接触を誰もが試みたいはずで

インフォメーションをそのままスルー。。。
誰も聞かんのかいっっっ!?!

一旦外に出るも見渡してもそれらしき看板を見つけられず。
シャモがターンを決めて一番にインフォメーションにアタックをかけます。
この素早い攻撃。残された二羽は一言も話せずただその会話に頷いているだけでした。
見事に目的地への道のりを理解したシャモは幾分早足で先頭を歩いてゆきます。
ペンギンは足のマメを気にしながらゆっくりとした足取りで。
チキンはさっきの香しい匂いに後ろ髪を引かれながらちょこちょこ振り返りながら。

辿り着いたエンダー。
なんとここのエンダーはガソリンスタンドと併設というメリケンなスタイルの店舗です。

またしてもジャンクなオーダーをあえて選ぶ三羽。


フライ系満載の三枚のトレイ。お子様仕様で袋から出して広げてみんなでつっつきます。
ベトベトなバーガーを頬張る僕らは、胃袋の荒れ具合を再認識しながら会話もなくむしゃぼりつくのでした。

「カーリーフライが一番すね」←ペンギンはシャモのオーダーのカーリーフライばっかりに手を伸ばす
「ルートビア飲みいよ」←シャモは去年の二の舞をペンギンに味あわせてやるぞ作戦
「コーヒー飲みたい・・・」←ひとりコーラをチョイスし失敗したチキンに誰もコーヒーを分けてはくれない

倍増したムカムカ感に口数が少なくなった三羽は、一服しながらこれからのプランを頭の中で練っているフリをしていいます。
もちろん誰からもこれといった提案はないのです。
当初の案として出ていた首里城プランがそのまま適用され外へ出ます。

帰り際、スタンドの給油マシンで足を止めケツを突き出すチキンにシャモがマシンのノズルを向ける。

「レギュラー満ターン!!」←シャモが大きな声で
でっかいペンギンはトラック。っつーことはディーゼルね。
「軽油満ターン!!」←シャモがさらに響きわたる声で
最後はシャモ。もちろんハイオクです。
「ハイオク満ターン入りまーす!!」←今時セレブな給油スタイルに感謝を込めて叫ぶチキン

愚かな絵面です。

しばし寸劇を楽しむ三羽はまたしても降り出した小粒の雨に打たれつつ駅まで歩きます。
ゆいレールに乗って終点の「首里駅」まで。

駅に着くと雨が激しくなっていました。
さっきの心地いい小雨とは違う大雨の洗礼。
仕方なくビルに隠れて雨宿り。
止む気配のない雨に諦めた三羽は首里城公園に向かって歩き出すのでした。


雨だというのにもの凄い人の数。団体か??その流れに流されるように一通りを見学。

少しだけこの島の歴史を垣間見た僕らは休憩室で展示物を回想しながら歓談。
しかし、話はたいした内容もなくみんなすぐに飽きてしまうのです。
どいつもこいつも真剣には見学していなかったようです。
そう、三羽とも頭の中がモヤモヤしていたのです。
中学生が早く学校が終わって、家で隠し持っているエロ本を見たいのと同じようなものです。
そんなモヤモヤに包まれていたのです。
音にすると「ホォァンホォァンホォァンホォァ〜〜ン」といった感じでしょうか。

今朝のペンギンの今年最高レベルの「モッコリ警報」がすべてを物語っていました。
不謹慎です。
皇帝がここにいたら、処刑されたに違いありません。
いや、現代においても何らかの刑に値するかもしれません。
まったく危険な男達です。


再び部屋に戻ります。なぜかベッドが4つあり、シャモがダブルで使うのです。格の違いはこういうところに出ます。

昨夜の夢。リアルな夢。
この部屋でやんちゃに宴をする僕ら。
まるで現実と区別できずに夢を見ていた感じです。
これは予知夢ってやつ??
予知夢と認定されるためにとシャモとペンギンに話しておきます。
今日はここで宴。のはずです。。。


エンダー以来食べてない僕らは通りの定食屋へ。

ペンギンのオーダーはカレーライス。
シャモはサバの唐揚げ定食。
チキンはAランチ。Aランチはわんぱくキッズの夢のプレート。・・・だったはずですが。

結果、シャモが当たりくじ。
普通に食べちゃうよね系。
ペンギンのカレーは「星の王子様」より黄色いわんぱくカレー。
味が物足りないペンギンは卓上のすべてのスパイスと調味料を駆使して味を整えますが。
しかし、修復不能だったらしく、しばらく無言でため息をつくペンギン。

「いい歳してまともなもの食わんやったら落ちますね」
ぼそぼそとつぶやいています。
幾分やつれたように見えたペンギンを慰めようとすると。

このAランチ登場。

完食する自信なんてはじめからなかったのに心くすぐられオーダーしてしまったのですが。
致死量の油が。大人が摂取する二年分ぐらいの油が使用されている危険な食べ物だったのです。

本気で気分が悪くなったチキンをこのあと・・・。
「どこ行こうか?」←チキンがぐったり尋ねる
「じゃ、Aランチ食い行きますか?」←横目で馬鹿にした目つきで突っ込むシャモ

居酒屋のオーダーで
「Aランチ追加で!!」←チキンをチラ見しながらおちょくるペンギン

夜の間、シャモとペンギンにさんざんからかわれることになるのでした。

この店の名は僕らの中で「Aランチ」という名で通るようになります。本当の店名は誰も知らないまま。


辿り着くは『海綿体』。つまみはほとんどオーダーしない僕ら。オリオンビールは今日も裏切りません」。

テンション落ち気味の鳥達に優しくしてくれたのは店員のサキちゃん。
忙しい中、よく働きます。

「うちに欲しいわぁー」
「いいっすねぇー」

シャモとチキンがドラフト会議に向けたスカウトマンのように動きを見ていました。
ペンギンに至っては厳しい目つきである人物を見ているその先に。

ひとりバタバタ走り回りテンパっているおっさん。

「使えませんね」

ばっさりとクビを宣告してしまうペンギン。

「確かに・・・」

誰もがそう感じざるを得ません。

「多分親戚でクビにできんとばい」

勝手な想像が膨んでいきます。

何でこの期に及んで「おっさんの想像、いろいろしてみましょう!!」になるのでしょう。
鳥達はうなずいて会話を切り替えます。

「Aランチ・・・」

もうええわっっっっっっ!!!!!!


今夜ももちろん泡盛飲み放題コース。残念ながらおかわりの度におっさんが来るのです。←このネタ、ラスト

三羽の心は一体化しています。
同化しています。
どうかしています。

そんな三羽のラストナイトはこのままでは終わらないのです。

このあと怒濤のエンドレスナイトーーー!!!!

詳しくは店頭で!!
うっそでーーーす。

CLUBで泡盛何十杯も飲んだだけ。
ただそれだけ。
でもそれがめっちゃ上がる!!

「やられるーーー」
出ました!!シャモの叫び

またひとつ、通うスポットを見つけたのでしだ。

っということで、予知夢ではなく単なる夢だった訳で。
ホテルについた時はもう撃沈モード。冷蔵庫には空けられず残された缶ビール。

次第に流れ去っていく雲が次回への期待感を膨らませてくれていました。
雨に打たれ風に吹かれた三日間、こうして最後の夜の幕が閉じていったのでした。。。

投稿者 litfie : 05:23 PM | コメント (0)

September 21, 2008

安らぎの旅〜沖縄編/二日目

戻しそうなくらい荒れた胃袋にホテルの朝食バイキング。
三羽はあり得ない量を食らいます。
もう、昨日のマクドの消化は完了しているのです。
おかわりの為に何度も立ち上がる三羽は会話も少なく、黙々と食べ続けます。

シャモは食べ終えたと思いきやフルーツをてんこもりでもってきます。
ペンギンは「ごちそうさまでした」と手を合わせたにもかかわらず納豆を追加で食らいます。
チキンは納豆以外を制覇し気に入ったものを吟味して何度もおかわりくん。海苔の空き袋が散乱しています。

ジュース飲み比べとコーヒー。
その後はパンでベーコンエッグサンドを作ります。
アンコールでまたパイナップル。


「甘っ」←感動チキン
「あんまり食べ過ぎたら後でベロがいたいっちゃんねえ」←そのくらいみんな食べてる
「女の体はもっと甘いんやろうなあー」←中学生並みの想像シャモ
「sweeeetだぜえ」←そのままペンギン

すっかりお腹を満たした三羽の向かう先。
もちろん・・・。


ビール!ビール!ビール!!!!午前中でもおかまいなし。つまみはテビチ。旨っ!!

曇り空。離島への船は欠航。打ち砕かれた思いでしばしミーティング。
レンタカープランはもはや選択不可能。
バスで北上プランというウルトラC案まで飛び出します。
やる気は一向に衰えません。

と、辺りが明るくなったような・・・。

「晴れとるっちゃない??????」←三羽ユニゾン

間違いありません。陽が差し込んでいます。

ダッシュで通りに出ます。
迷わずタクシー。
ビールの酔いも後押ししてテンションがマックスに達します。

しかし、タクシーの運ちゃんは僕らより道のりが分かってません。

「ここら辺右っすよ」←パラディーソへGO!!起動
「この先まで行ったら行き止まりさねー」←乗客をどんどん不安にさせます
「この景色見覚えある」←シャモのあいまいな記憶
「ここらっすよ」←一度しか行ってないのにペンギンは覚えている
「入り口までお願いします」←随分手前で下ろそうとする運ちゃんに懇願するチキン

そうこうしているうちに陽が陰っていきます。


ワン、ツー、スリーで着替えてとりあえずビールです。慣習化しています。
ペンギンの海パンは洗わずバックにしまっていた為、藻のような匂いです。ご飯三杯ぐらいいけます。

昨日より人が少ないビーチク。いや、ビーチ。
スイミングスクール並みに泳ぎまくりです。
そう、ここはまるでプールのような感覚で泳げるのです。
むしろ、海と思わない方が楽しめるのです。

しかしそんな僕らにまたしてもポツリポツリ。
雨がいい感じに降り注いできました。
もちろん今日も雨の中の遊泳を楽しまない訳にはいきません。
そんなこともおかまいなしに泳ぎ続けているとその後雨あしが一気に強くなります。
去年を超える激しい雨です。
普通には目を開けておくことすらできません。
両手で笠をつくり辺りを見回します。
と、水面に霧のような数十センチの膜がはってきます。
なんと素敵な光景なのでしょう。
まるで温泉です。

しばらくその強い雨で跳ね上がる水しぶきと霧のような膜が創る幻想的な世界を満喫して浜にあがるのでした。
体が雨に打たれ小刻みに震える体。さらに寒気が増し、三人は大きくガクガクと震えだします。
結構、みんな我慢していたようです。
誰が一抜けか、的な感じだったのです。
こんな時だけ強がりな鳥達です。

中心街に戻るも、雨あしは弱まることなく僕らに降り注ぎます。


雨宿りがてら、そばタイムです。ソーキが軟骨あばらではなくスペアリブなのに骨までガリガリと食らう僕ら。
鳥達、犬の如し。すさまじい絵だったに違いありません。

「くるめラーメンの味やね、この骨」←チキンの率直な感想
「俺好きっすねー」←ペンギンはツボらしい
「俺のもやろうか?」←やさしいシャモ
「いいっすいいっす」←さすがのペンギンもそんなにたくさんは食えません

路地を歯に詰まった骨をシャーシャー言わせながら雨に打たれつつ歩き、飲み処を探る三羽。

今日の宴はどこではじまる??


時折激しさを増す雨。オーパ横の居酒屋のおすすめ黒板に「もずく天ぷら」。いとも簡単に反応しのれんをくぐります。
酒が足りない三羽は、一気に泡盛で気合いを入れます。

テンションが上がってきた鳥達は次なる止まり木を探ります。


素敵な場所を見つけました!!『海綿体』。間違えた!『海援隊』でした。(旅行から帰ってからは『海綿体』の愛称で親しまれています)
ビール100円!!泡盛飲み放題500円!!なんと素敵なことでしょう。
僕らは、間違えなく原価割れにしてしまいます。
粋なつまみに舌鼓。泡盛のカラカラは何度もおかわりで行ったり来たり。あっという間に酔いがまわりフラフラです。

すっかり上機嫌な三羽は千鳥ってます。
シャモは鋭い目つきで行き交う人々に闘志を見せつけます。

「さすがシャモっすね!!ペンギン卒業したいっす!!」←あこがれの眼差しでシャモの後ろ姿に見とれるペンギン
「泳げるだけマシやん」←志し高いペンギンに自信喪失のチキン
「いつまでもチキンじゃいられんすよー!!」←シャモは追い打ちでハッパをかける

大好き酒場『ことぶき』でさらに肝臓に追い込みをかける三羽。またしても泡盛。
いいフォアグラが取れそうです。

チキンは撃沈です。
一旦ホテルに戻り休憩です。
しかし、チキンはここでダウン。

そしてシャモとペンギンはここから更に追い込みをかけて夜を満喫するのでした。。。

投稿者 litfie : 03:53 PM | コメント (0)

September 19, 2008

安らぎの旅〜沖縄編/一日目(その2)

さあ、夜の街に羽ばたく鳥達。
もちろん夜の部は「かびら」からです。
と言いたいところですが・・・残念。
違う店に変わってしまっていたのです。
その光景に三羽はしばらく立ち尽くしてしまいます。
チキンレッドは目を赤くして涙を堪えています。
この時、チキンレッドの心の中の何かが動き始めたのです。
さっそうと先頭を歩き、残りの二人をリードします。

そんな背中を見てペンギンは言いました。

「まるでシャモですね!ギャオゥ!!」
ひよっこグリーンも同感でした。

こうしてこの時、チキンレッドはシャモ(以下シャモ)になったのです。
居酒屋の客引きにもさっさと着いていきます。
この決断の早さもさすがのシャモといったところです。
チキングリーンは残ったチキンの名ををこの旅中継承していくことになります。(以下チキン)

客引きをしていたお姉さんは僕らに接客することなくまたも客引きに出て行きます。
気づくと僕らのような男達で店が賑わっています。
残念なオーラに包まれつつあるこの店には長居はできません。
満場一致で一杯でチェーック。

そしてその後も二軒、三軒とはしご酒。
酔いが回っていたのでしょう。ここまでの写真はほとんど使えません。


何軒目でしょうか。「good life」に辿り着きました。シャモはカルアミルク。しゃれた鳥です。


雨も上がり、散策しながら酔いが心地よく体を包んでいきます。
思いのほかカラッとした空気が心地よく、ふらりふらりと三羽の鳥達が街を巡ってゆきます。

上空を見上げると雲がもの凄いスピードで動いています。
島の天気はこうしてどんどん変わっていくのでしょう。


唐突に入った島唄ライブの店。感動の嵐です。歌声が場内に響きわたり誰も会話をしようとしません。
島唄を”ステージ”で見て聞いたのは初めてかもしれません。三羽はその島唄を聞きながら泡盛を飲み続けていました。

沖縄旅行=女遊び。そんなことをよく言われます。
間違った考え方です。
間違ってはいませんが、これだけははっきり言えます。

僕たちは鳥なのです。

しかし僕らはここで唯一、女性とコミュニケーションを取ります。
「写真取ってもらっていいですか?」
「じゃあ、こっちもお願いします」

三羽はこれからの展開を期待したに違いありません。間違いないはずです。
男の子はこげんあるとです。
三対三の絶好のシチュエーション。

しかし鳥達は誰も動きません。
そしてこの店からも飛び立っていきます。

「あんなときって男らしさ出さんばやろーぅ」←チキンのくせに言うことは言う
「どう攻めたらいいんすかねぇ」←動きを探るシャモ
「旅はかき捨てっすよぉ」←ペンギン失言
「旅の恥はかき捨てやろが」←突っ込みは大切
「せめて訳すんなら「恥はかき捨て」の方がいいね」←冷静シャモ
「結局かき捨てきらんちゃん」←三羽同時

くだらない会話が続きます。
でも三羽ともさして後悔はしていないようです。
なぜなら、この後は大好きなマクドに行くからです。
いつものようにシャモはスキップでマクドに入っていきます。
ペンギンはここ数日の疲労感とサンダル豆に苦しんでいます。
チキンは本格的な撃沈モードで千鳥ってます。


今回はシャモが反則行為に出ます。マックポーク単品のはずがセットで注文したのです。
それに続けとみんなでセットを注文。おバカです。

どげんもこげんもありません。
満腹と言う表現ではなく、気持ちの悪さが一気に胃袋あたりから溢れます。
オウトリバースの準備が完了しました。

それでは、ホテルに戻って仕上げの缶ビールの時間です。

「気分悪っ」←玄界チキン
「ヤバいっすねえ」←主犯シャモ
「とりあえずビデオ見ますか??」←下の発射準備までするつもりのペンギン
「いいねーー」←三羽ともかいっっ!?!?

結局、リバースせずまま泥酔状態で眠りについた三羽は翌日に倍返しの気分の悪さを味わうこととなるのでした。
これは、すべてシャモの責任です。
酔っぱらってラーメンを遥かに超えるダメージ。
マクドでセットはシンジラレナーーイ。←もはやビンテージ

投稿者 litfie : 10:47 PM | コメント (0)

安らぎの旅〜沖縄編/一日目(その1)


ついに今年も出動の時がやってきました。恒例の出発前の儀式です。

みんなほぼ無睡状態でウルトラハイテンション!!
今年はなんと缶ビール二本をあっという間に飲み干したレンジャー達。
いや、今年はレンジャーではなく、鳥達なのです。
レンジャーにはイエローが不可欠なのです。
イエロー不在のレンジャーはあり得ないのです。
今年は『THE 春吉BIRDS』として旅立つのです。
ちなみに、この時点ではチキンレッド/カズ、チキンブルー/コウヘイ、チキングリーン/オノ。全員チキン!!
そう、皆、自力で飛べないヤツラなのです。


飛べなくても現代社会には飛行機があります。鳥達が機内にアルコール臭を充満させます。

そして、離陸を待たずして三羽とも爆睡状態に入ります。
レッドは口を全開で。ブルーはモッコリ。グリーンはカップルのようにレッドの肩にもたれ込んで。
そして、目が覚めると目の前にドリンクサービスの張り紙が並んでいます。

軽い二日酔い状態に陥ってしまった僕らはすかさずC.A.に「ビールありますか?」と問いかけます。
しかし、「ビールはございません」とつんとした回答。
僕らのアルコール臭にクレームが入ったのかビールの販売を止めたのか。

仕方なく窓から下を見下ろし雲の隙間に島々が見えると、レッドが明らかに異常なテンションになっていきます。
やられてます。ブルーはモッコリのままです。

そのうち再びシートベルトサイン。一気に着陸態勢に入ります。
消え行く酔いにやっと現実感が戻ってきます。


降り立った僕らは何よりトイレに向かうがため早足です。会話はほぼゼロです。きっとみんな我慢していたのでしょう。

天気予報は曇りやら雨やら。
晴れ間は期待していませんでしたが・・・。
晴れているではないですか!!
「クエックエーー!!」とブルーが奇妙な鳴き声で訴えかけます。
わかったわかった。海へ直行ね。
誰も統率しようとしない三羽の群れは決断力に欠けます。
アピールにも力がありません。
ここがチキンの所以なのです。

グリーンはチキンナビゲーションシステムにインストール済みのソフト「パラディーソへGO!!沖縄版」を起動させます。
旅の始まりの街ビーチ「波の上」へ。

ゆいレールで途中まで行き、そこからは徒歩です。
僕らにはまだ翼がありません。
歩くしかないのです。

しかし、パワーが落ちてきた僕らは心なしか歩くペースが遅くなってきました。
おまけに「パラディーソへGO!!沖縄版」の曖昧なデータに方向が定まりません。
仕方なく、交差点でおばーに道を尋ねます。
「ビーチに行くにはどういったら近いですか?クエックエーー」
ブルーの問いに快く答えてくれるおばー。
「こっちに行って交番のところを左に行ったらわかりやすいかねー」

しかしそのあと即座に「赤信号わたってきたねぇ、だめよ」と叱られます。
僕らはほとんど車通りのない通りに完全に信号を見落としています。
ブルーは反省したのかやっとモッコリがおさまっていました。
良い子は信号を守らなければいけません。

鳥達はひとつ大切なことを学んだのです。


タクシー代の代わりにコンビニで給油します。歩きビールです。これまたサイコー!!

少々雲に覆われた空は寝不足の僕らを優しく照らしてくれます。
そして徐々に興奮から安堵へと誘ってくれるのです。
この、どうしても味わえなかった安堵感こそこの旅の重要な要素なのです。
僕らはその安らぎに満たされていく心で幾時をゆっくり歩いてしっかりと感じ取っていくのです。
そしてこの時から頭の中を島唄が繰り返し流れ始めるのです。

そしてビーチク。いや、ビーチ。
ここでこの旅の間中満たされる歓喜がフルスロットル。
もちろん乾杯です。
ジャラ銭担当のチキンレッドが売店に走ります。

小走りいや、スキップして戻ってきたその手にはオリオン缶ビール。
ヤル気です。
もちろん皆、三口くらいで平らげます。
そして一瞬にして汗となり放出されていきます。

しばらく、ガキンチョのようにバシャバシャ泳いでキャーキャー騒いでいると雲行きが・・・。
まるで去年と同じ。
ぽつりぽつりと雨が降ってきました。
みんなが雨宿りする中僕らは貸し切りでビーチを独り占めです。
この雨の中の遊泳が何とも言えず気持ちいいのです。

ま、頃がいいところで。泳ぎ疲れてきた三羽は陸にあがります。
さっさと着替えてランチとしましょう。。。


雨の国際通り。雨でも人は絶えません。傘をささない僕らに容赦なく人の傘の先っちょが攻撃してきます。
このままでは目ん玉がやられてしまいます。


昼から飲めるスポット。まずは市場です。とりあえずジョッキでしょう。昨夜からいったいどれだけのビールを飲めば気が済むのでしょうか。

中味イリチーやらテビチ。みんなご飯は無しバージョンです。白飯が入る余裕はもやはありません。
すっかりお腹がいっぱいです。ビールがたぽんたぽんいってます。


昼間から飲めるスポット。次はヘリオスです。お馬鹿な三羽の鳥達はここでもビールをチョイス。

チキンブルーは冒険家です。ゴーヤービールをオーダーし、その一口目から後悔をしてしまうお馬鹿な子です。
この子の将来が心配な兄貴達はここで甘やかしたりしません。もちろん交換などはしてやりません。

「俺たちは飛べない鳥やなー」←ひよっこグリーン
「泳げるっちゃけどなー」←アヒルとかペンギン
「それ、ペンギンやろ!?!」←レッドの一声
「俺ペンギンすかっ??」←ブルーからペンギンに変更確定(以下ペンギン)

チキンレッドとペンギンとひよっこグリーンもやっと休憩時間です。
チェックインの時間が来たのです。
ゴーヤビールで若干テンションの落ちたペンギンは早速有料ビデオの操作方法をチェックします。
男の子はこげんあるとです。

「プレビューどげんしたらいいとー??」
「いやいや、今見たらこれからの飲み会が違う方向に行ってしまうばい」
「カード買わな見れんぜー」←出張慣れひよっこグリーン
「買ってきましょうか?」←やる気チキンレッド
「ダメダメ、買ったらヤバいぜ」←モッコリーペンギン

三羽はこうしてキャッキャ言いながら、しばし羽を休めます。。。

投稿者 litfie : 08:21 PM | コメント (0)

June 26, 2008

妄想と現実の狭間 寛平


朝っぱらの焼き肉はサイコーね。上がる上がるー!!
こんな現実、ウェルカムウェルカーーーム!!!!

そして僕らは妄想の世界を彷徨う事になる。
例えばこんな妄想。。。おバカだねぇ。。。
仕方ない。妄想だけだぞぅー!!


ビールで乾杯してチャンプルー食べて、餃子食って、臭い息を吐きながら泡盛飲む。
(写真はイメージです。画像提供:まちぐゎー つけ麺大王)

妄想よ、妄想。現実は違うのだよ。

ちゃんと仕事して、日々を滑走して、そのまま飛び立っちゃったりして・・・コラコラー!!!
冗談が過ぎるぞ僕たち。
でも行くならもちろん沖縄やねぇ・・・。キャーーー!!!!

朝っぱらからビールなんて妄想。


飲むならオリオン生がいい。(写真はイメージです。画像提供:まちぐゎー)

妄想もいいのかも。
現実に押しつぶされない為に。
現実を滑走する為に。
その滑走路をスピード上げて走って飛び立っちゃったりして・・・コラコラー!!!!!。
そしてまた、現実の滑走路に着陸すりゃいいじゃんね。

僕はいいと思う。
ちゃんと着陸するならね。

妄想妄想妄想・・・。

膝の痛みが消えちゃうくらい楽しい事したいね。
これホント!!

妄想は、こんな僕らの味方です。
そして、僕らは同じようにそんな妄想を持つあなたを応援し続けます!!

妄想を現実にする方法あります。
興味のある方はネイキッドバーGARDENかフニャフニャキッチンSOFTまで。
*ただし、効果には個人差がありすべての人に適用されるものではありません。


投稿者 litfie : 08:40 PM | コメント (0)

September 22, 2007

レンジャー帰還 「サヨナラなんて言わない」の巻

暴れん坊レンジャー達の帰還の日がやってきた。
その日の目覚めはとても切なく、朝食時間のギリギリまで誰も率先してベッドを出る事はなかった。

起き上がり、リーダー”イエロー”は言った。
「まだ旅は終わってないぜー!!」

“レッド”が続く。
「・・・ですね。。。」
そして“グリーン”も。
「・・・そうさ。。。」

二人の応答は“イエロー”の計らいに応える事の出来ない元気のない声だった。。。

しかし、三人の思いは同じ。
この旅で新たに得たもの、再発見したもの、切り替えるべきもの・・・それら数えられない収穫のあまりの多さに、今日もそんな収穫が得られる期待感をどうしても拭えない自分達がここにいて。
帰還を延長できないものだろうかという消せない欲望。

“イエロー”の言葉。
「まだ旅は終わってないぜー!!」

そうだ。僕らの旅は終わる事はない。
まだまだこれからどこまでも続く長い旅路の途中。
ほんの短い数日間をこの土地で過ごしただけの事。
この旅は僕らが一緒にいる限り続くものなんだ。

ほら。またひとつ収穫があった。

一緒にいる事が大切なんだね。

立ち寄ったこの土地に。
「サヨナラなんて言わない」

「・・・また来るね。ありがとう」

僕らはまだ旅路の途中。。。
必ずまた、ここに立ち寄ろう。

そんな思いで、三人は黙々と朝食に食らいつく。
泳ぎ疲れた体で、感動に満ちた心で、この数日間の色々な出来事を振り返りながら。

“イエロー”は久しぶりに納豆を食べていた。
”レッド”は沢山ある料理の中から「茄子の味噌煮」ばかり食べていた。
“グリーン”は普段食べない「卵かけご飯」に海苔を七袋ぶち込んで食べていた。

食べ終わったレンジャー達は今日も海に向かう為、チェックアウトを済ませ足早に大通りに向かった。
タクシーを拾い「波の上ビーチ」へ。

午前中ながら、その強くて暑い日差しに体をあずける。
泳ぎまくる。

また突然降り出しては止む大粒のスコールに打たれる。

始まりと終わりを繋げてくれるかのように僕らに降り注ぐ雨。
屋根のある場所へ退避し雨宿りしている人々は、僕らが何故雨の中でも泳ぎ続けるかなんて分からないのだろう。
僕ら三人は雨を歓迎していた。
到着した日がフラッシュバックしていた。
あの日僕らは、これほどの沢山の感動の思い出を持ち帰るなんて思っていなかったはずだ。
あの雨のビーチからは想像できなかった数々の思い出。

海と雨と太陽と海に浮かんでいる僕ら。
ひとつになった。

“イエロー”、“レッド”、“グリーン”。
三人、海に浮かびながら流した涙。←多分”グリーン”だけ。

「・・・また来るね。ありがとう」
この言葉を心で繰り返し、ビーチを後にした。


最後の食事に選んだのは「つけ麺大王」。接吻の予定のない三人はひとり一皿の餃子を存分に味わった。大王ラーメンも格別!!


もう寂しくなんかない。さっそうと駅を目指して歩く。“イエロー”のコロコロバッグの真価が発揮されていた。
“グリーン”は日焼けで火照った肩にのしかかる重たいショルダーバッグと悪戦苦闘し、駅に着くまで先頭二人に追いつけずにいた。


この坂を上って行くと桜坂。思い出いっぱい桜坂。甘く切ない桜坂。。。


この駅で見る到着の日と同じ景色。なのにどこか色褪せて見えた。

あの日の躍動した笑顔はここにはないけど、この数日間の思い出がその笑顔に勝る価値を持っている。
僕らはどんなお土産物よりも大切なものを心に詰め込んでここにいる。

誰のバッグにも入らない大きなもの。コロコロバッグにも入らない。

昼間の日差しが嘘のように空には厚い雲がかかっていた。
今日の海で過ごした時間だけに降り注いでいた太陽は雲の上に隠れてしまっていた。

移り変わる天気もまた、僕らの旅路を彩ってくれる大切な要素だったね。

空にも「ありがとう」。。。


最後も恒例の那覇空港乾杯!!最後の生ビール!!こりゃたまんないねー!!


心から溢れ出す思い出が三人の口々から語られる。出会った人々への感謝の気持ちを沢山添えて。

笑って笑って。大笑い。
あんな事こんな事。思い出す度笑顔が溢れる。
膨れ上がる切なさが時折大きな溜息に変わる。

じゃあ、今日も飲みますか!!!思い出肴に。。。


搭乗口で寄り添う”イエロー”と”レッド”。餃子臭い二人は接吻こそしなかったが、愛し合ってる事は周りの誰もがうかがえた。

帰りの飛行機。
“イエロー”のレーダーらしい勇気づけの言葉に耳を貸さず“レッド”は口を開けて爆睡していた。

僕らの席は島らっきょに負けず劣らすの餃子の臭いが充満している。
そしてその餃子臭は最後の晩餐の時までも消える事はなかった。

僕らは到着し、その最後の晩餐を締めくくりに家路につく。

あっという間の四日間はこうして幕を閉じた。

まだまだ続く旅路の途中に立ち寄った沖縄。

「サヨナラなんて言わない・・・」

投稿者 litfie : 02:17 PM | コメント (0)

September 21, 2007

三日目 沖縄万博 座間味会場

エキサイティングに過ごした昨夜から一夜明けて。
何かに目覚める。時計は午前8時。
まだ寝よう。
また何かに目覚める。時計は午前9時半。
まだ寝よう。
『・・・ちょっと待てよ。』
窓の外を見る。雲はあるものの陽が差している。
『もしかしてもしかするわ!!』

寝ぼけてカミカミになりながら電話でフェリーの運航予定を確認。
「本日のフェリーは阿嘉島・座間味島方面のみ運行しています」
「ウ、ウンコですか??」←んな訳ない
ウンコじゃなくて運行だ。←みんな分かってる

“イエロー”と“レッド”を起こす。
「どうする♪どうする♪ドナルドー♪?」と尋ねるとマジな即答で「行こうぜー!!!!!!」。
寝起きからノってくる余裕はレンジャー達にはない。
散らばった荷物を一斉に鞄に詰め込みチェックアウト。
タクシー飛ばしてギリギリセーフ。締め切りギリギリガールズ。
今日は阿嘉島は遊泳禁止なので座間味島を目指す。
10時発のフェリーざまみに飛び乗って突然の離島日帰りの旅。


次第に明るい青色に変化してゆく航路を船の上でゆっくりのんびり過ごしながら。”レッド”はワクワク感を隠せず『ピンコダチ』。“イエロー”はカレーを想像しながら眠っていた。”グリーン”は唯一の自慢のブーメランを磨く。

高波でフェリーが揺れる。強風で髪がみんな湯浅弁護士になっている。
“レッド”はタオルで、“グリーン”はサングラスで髪を押さえた。
周りの人からは島で工事する為に船に乗ってきた作業員にしか見えなかっただろう。
それにしても心地いい。さんさんと降り注ぐ太陽。強いけど体の火照りを押さえてくれる風。
レンジャー達の体は火照っていた。火照って火照って熱くなっていた。←陽を浴びて日焼けをして熱を帯びた状態。正しい使用例。

そして着いた港はバスクリン。夏の限定発売マリンブルーの色だ。
上がる上がる。今年は“レッド”の代わりに“イエロー”が叫ぶ。

「やられるー!!!!」

昨年の叫びから一年。未だ“レッド”は何にやられるのか何をやられるのかを語っていない。
感動した意味である事には間違いないが”何に・何を”と言う事については触れぬまま、むしろ更に『めっちゃやられるー!!!』と強調して使う事があったりする。思いっきり肯定するかのように『ホントやられるー!!!』とか。
もう今では、その答えを問う事もなくレンジャー達の中では『すげー』と同義語として扱われている。


白い砂、珊瑚礁。波が少々高いが充分に楽しめる。これだよ!!求めていたもの。
今年も出会えたこの感動。島よ、ありがとう。。。

島ではあんまりお酒を飲まない。不思議だ。
去年もそう。夜は別にして。
なんか充分なの、この海にいると。
このひと時で更に上へ。上がり続けてる僕らの旅は最高潮に達した。
思わず”レッド”は興奮してゴーグルを紛失。
でもそんなの気にする様子はない。「ゴーグルなんて買えばいいさーがばいがばい」と佐賀なまりで言ってのけた。
お金で買えない価値ってものを優先して考えられるレンジャーに成長してきたって事だ。
”イエロー”と”グリーン”にはそう簡単には言えるセリフじゃない。
すばらしい。

短い時間ながらこの海を存分に味わって帰路についた。


ただいま。那覇 泊港に帰ってきた。みんな日焼けしてるわー。
すっかり泳ぎ疲れて帰りの船は超ド級のまったり。こんな時間がまた素敵。
「楽しかったねー」「うん。めっちゃ楽しかったー」とキモイ会話を繰り返す。
周りの人はホモカップルに見えたに違いない。でも間違いとは言い切れない。
レンジャー達の絆はホモ並みの熱くて固い結束がなくては成り立たない。熱くて固いとはナニの事ではない。絆だ。


さ、あとはのんびりしようね。「かびら」でメニューから消えていた"もずく天"を特別に調理してもらう。
安い!!ビール380円!!チャンプル350円!!焼きそば400円!!ボリュームも満点!!
そして何故かマクドのコーヒー券を人数分くれた。マクドの系列店なのかもしれない。
「Mac cafe」に続く第二弾。ハンバーガーがないマクド「Mac かびら」だったんやね。
「それにしても、マクドにしてはえらいローカルなメニューやったですねーがばいがばい」
“レッド”は真剣に”イエロー”に尋ねていた。
“レッド”はお茶目なやつだ。”グリーン”は横目で見ていながらも突っ込みを入れずにそっとしておいてやった。

おなかいっぱいのレンジャー達はこの旅のクライマックスに向けて再び夜の街へ。
今日は“グリーン”が先頭を歩く。はじめだけ。
勢いだけで行きている人間は結局は最後尾にいる。
“イエロー”に熱い指導を受け着々と成長を続ける”レッド”は今日は胸を張って皆を引率。
しかしまあ“レッド”は日焼けで真っ黒。夜は半透明人間と化す。目だけはっきり見える。
多分、ウィッキーさんより黒い。
”イエロー”と”グリーン”はまだ赤みが残っているのに。


そして向かうはいつもの「コトブキ」。で泡盛三昧。出会ったみんなはお食事タイム。ここでのんびりゆんたくしていた。
こんな出会いも素晴らしい。静岡から遥々来た人。三重からこっちに移り住んだ人。福岡から飲みに来た人。←僕ら


今日も「バーエロス」と思いきや閉店。。。またまた「g」にお邪魔する。このペンダントがエロティック。素敵だ。
素敵なんだ。みんな素敵。『心が・・・心が・・・心が割れそう。君のせいで・・・』心の中でスモブギの歌がちょっとだけ流れたけどすぐ消した。今日は自分らしく生きるからだ。自分らしく生きる為には『ふんどし』だ。
はい!!今日のキーワードは『ふんどし』です。最高に笑ったー。出会えたみんなに何と感謝しよう。。。

笑ったあとは歩きましょう。ゆっくりゆっくり歩きましょう。そう、ゆっくりね・・・。
気分良く酔っぱらいました。
今日も”イエロー”はリーダーだ。ありがとうリーダー”イエロー”。みんなありがとう。。。(涙)←本当に涙が出た。


“レッド”は「かびら」で貰ったコーヒー券を握りしめていた。
駄菓子屋に小銭を握りしめて小走りで行く子供のように。
”レッド”はマクドが好きなんやね。
「ヤッホー!!〆はマクドだよ!!がばいがばい!!」と笑顔でスキップしていた。
そんなウルトラハッピーなレンジャー達は閉店間際のマクドでマックポーク。
マックポークは“レッド”のがばいお気に入りだ。”グリーン”も好きだ。“イエロー”はカレーが好きだ。

あー。毎晩が充実していた。毎日違う雰囲気で毎日楽しく思える。
こんな素敵な事ってそんなにない。
年に一度のレンジャー遠征の夜はこうして幕を閉じた。
勿論最後はオリオン缶ビール。
最後の夜に乾杯!!はなはなー。。。

次回の『アホアホレンジャー最終回』は涙と感動のゴールデン2時間スペシャル。ハンカチをご用意ください。
放送は12月!!お楽しみに!!←冬かよ!?!

と言うか後は帰るだけ・・・。

投稿者 litfie : 02:41 PM | コメント (0)

沖縄国体 大会二日目 飲食の部

二日目。
案の定、天候は不安定。僕らのフォースも若干不安定だ。
海上の波は高く、離島への船は全便欠航になってしまったからだ。

離島宿泊という一番の目的は果たされぬこととなったがこればかりは仕方ない。
レンタカーを手配して本島北上計画に切り替える。
こういう仕事は僕”グリーン”の仕事だ。
ネットで素早く検索。一番安くなくては納得しない。二人にリンチ(←最近使わなくなったけど怖い言葉だね)にされる。
でも結局免許証をもってくるのを忘れていて根性焼(←これも)された。
そして借りた車の色がファンシーなイエローだったのでクラスのみんなに無視(これが結構つらい)された。


ブランチは「A&W」。腹ぺこレンジャー達はコンボセットに更に揚げ物などを追加オーダー。

「A&W」をなめてはいけない。想像以上に胃にまとわりつく過剰な油は、あっという間に空腹感を満たすがその後に襲いかかる胃もたれは思いの外、重く長時間に渡り二日酔いのようなムカムカ感を与え続ける。
ダブルチーズにフライ各種。食べ過ぎだ。
ちなみにチキンレンジャー“レッド”はルートビアにも苦しんでいた。
あくまで挑戦し続けることを他の二人に見せておきたかったのだろうが、鼻を摘みながら飲んでいた事でその挑戦が無駄だった事を証明していた。
ダメなリーダーだ。
そう、この時から“イエロー”はリーダーの座を狙えると確信していたのかもしれない。。。
僕”グリーン”はミドレンジャーのように何も取り柄がない。コンパの司会ぐらいか・・・。
盛り上げる事に歓びを感じつつ、コンパの終盤にひそひそと話す「誰がいい?どの人どの人??キャー!?!」的な女性陣の会話に僕の名前は出る事はなく、あげくの果てには翌日あたりに「あんた『名前忘れたーあの司会の人』って言われてたよ」などと幹事の女の子に言われる男。そのコンパでの存在感は終始、コンパ会場の店員のレベルでしかない男。←ホントにあった話
でも武器はブーメラン。え〜〜。。。。
そんな武器では戦いに負けるんだ。
でも僕は二人の背中を見ながら過ごすこのポジションがホントは気に入っている。
これでいいんだ。←今回は控えめ


北上しながらビーチを巡る。この曇り空では閑散としていて当然かな。
ま、とりあえず泳ぎますか。。。


荒れた天気と荒れた胃袋。今日のブランチはミスチョイス。
半日食欲がわくことなく過ごせるのはお財布に優しいが気分が上がらない。
常に食い意地が張ってこそのあのテンションはしばし封印。
海を目指せ!!
ドライバー”レッド”はアクセル全開。チャックも全開だ!!

そのはずが・・・しばらく走ると前が見えないぐらいの大雨。
こりゃダメだと引き返す。

曇り空から時々見せる日差し。そしてその後にどしゃ降りの雨。
全く予想のつかないこの不安定な天気。
吹き荒れる強風にあおられ流され動く雲は、僕らに雨と日差しを交互に降り注いでいた。
この強風ではさすがに船は出まい。
外で過ごしていると、改めて納得するしかない。
屋内から眺めていると感じられないものだ。
三人のズラが何度か外れたぐらい凄い風だ。
ちなみに“レッド”のズラが一番高いやつ。所得の差がこういう所に表れる。
リッチな人はいいズラを。当然やね。


結局南極、天気が悪い時は「波の上ビーチ」。雨は止んで人が増えてきた。
飲酒運転撲滅キャンペーンガールとしては、さすがにビールなし。
でも素面でも大はしゃぎレンジャー!!!!

それからレンタカーを返却ポストに入れて足早にホテルへ帰る。
「A&W」のお陰で今日は小食で過ごした。
とりあえず空っぽの胃袋にビールを流し込んだ。

それから夜の街へゴー!!
うちなータイムな居酒屋でビールと泡盛。
今日も無計画な夜が始まった。

いつもの桜坂を徘徊。
なにやら素敵に誘惑する案内板のような壁掛けを発見。
そのビルの奥にある細い薄暗い階段を上がっていく。
ここは住居でしょ?誰もがそう思っていたが・・・。
やっぱり店ではなかった。店と呼ぶべきではない。集いの場。

でも、そこで温かい優しさいっぱいのご好意で上がらせてもらい美味しい泡盛を御馳走になる。
ここでも素晴らしい出会いが待っていた。
こんな事ってあるんだね。偶然は必然。
僕らは先の見えない毎日を何故不安に過ごしていたんだろう。
先が見えないからこそ突然こうして素敵な出会いがあり、別れもあり。
不安を歓びに変えて過ごしていく事がどんなに大事なのかを思い起こさせてくれる。
再会。新しい出会い。そしてまたしばしのお別れ。
「また会いたい」の直感が相手に通じている事を願いつつここを後にした。
鳥の巣を飛び立っていくかのように・・・。

飛び立った鳥達は「バーエロス」へ。
相変わらずの歌謡ムード。
しかしながら、さすがに今日の昼間以外飲み倒しの毎日で三人のアルコール摂取量は限界値に近づいてきていた。
予想外にも一杯飲んで退散。

にもかかわらず、アホアホレンジャーは今日もゆく。
近所にある「g」へ。

看板のない入り口から階段を上って薄暗い店内へ。ディープな世界にやられる。
どっぷりの泡盛をゆーっくり頂く。

すっかりハイテンションが舞い戻る。
こうなりゃとことん行くぜ!!
勢い良くクラブの階段を下りて行く三人。
ここは「熱血社交場」。
名前の通り熱血だ。血が熱いだから。そりゃあもう熱いっ!!!

久しぶりに聴く大音量のブラックミュージック。
筋肉痛になるくらい踊り続け、ここでも三人の結束を確かめ合う。
最高潮の盛り上がりで僕らは笑点した。間違った。昇天した。
泳ぎ疲れた体を酒で蘇らせ、その蘇った体はまたリセットされたごとく縦横無尽にフロアを駆け巡る。
浴びるように飲んだお酒はどんなお酒だったのか?曖昧な記憶をほんの少し残して。
あとの記憶は、また降り出した激しい雨に打たれながら流れていった。
カッコつけた言い方だが事実だ。
いつもの記憶喪失とは少し違うこんな曖昧な記憶。
出会いを繰り返し、その出会いのすべてが優しいものであって。
それらの優しくてやわらかい人の素直な感情を垣間見た。
決して普段は見せきれない100%の素直な自分。

今日も出会った人々に大きな感謝を。

その優しさと共に味わったクラブの激しすぎた衝撃に僕らは店を出て、しばしボーッと雨に打たれていた気がする。
この曖昧な記憶ながらも、迷いなく過ごした今日一日だからこそ、記憶喪失状態をいつもと違う完全肯定、完全ポジティブに捉えさせてくれているんだろう。
ホテルに戻って、耳に残るツーンという音と共にその余韻に浸りながら飲むビール。

僕ら三人は最高の笑顔と時に見せる真剣なまなざしで熱く語り合った。

ありがとうありがとうありがとう・・・・心で何度も呟きながら眠りについた。

ただ真剣に話しながらもテレビの画面はAV。←良い子のみんなへ。オーディオアンドビジュアルの事ね。
“レッド”は時折『ピンコダチー!!がばいがばい』と佐賀なまりで叫んでいた。
”グリーン”は『パラディーソ!!』とイタリアなまりで叫んでいた。
“イエロー”はカレーを想像しすぎて想像妊娠していた。
レンジャー達はこんな時でも遊び心を忘れない。

そしてこの時、新リーダー”イエロー”が誕生したのだ!!
何故かって??
その詳細は明日の新聞折り込みチラシをご覧下さい。←うそ

投稿者 litfie : 11:16 AM | コメント (0)

旅の始まり

アホアホレンジャー”レッド”!!“イエロー”!!“グリーン”!!
三人のおバカな旅が始まった。

僕らは旅の途中から、なぜかこう呼び合っていた。
ゴレンジャーで誰が当てはまるかと言うつまらない会話からだったか。
ラスタカラーとは関係なかったと思う。よく覚えてない。。。

琉球の食の文化を探り、珊瑚礁の海で心を洗う旅。
“レッド”はさすがにリーダーだ。一番背が高い。関係ない。
朝、仮眠で完璧爆睡態勢に入っていた僕“グリーン”を叩き起こす。
それからバタバタと寝ぼけ眼でタクシーに飛び乗り空港を目指した。
そこへ”イエロー”がスッチーばりのコロコロバッグでさっそうと現れる。

「手ぶらじゃないやん?」と二人に突っ込まれる。
”イエロー”は『鞄がある方が普通やろ!?!』と言いたいが旅の始まりで仲間割れしたくないと大好きなカレーを想像してグッとこらえていた。
そのコロコロバッグは帰り際に真価を発揮する事をこの時誰も知らない。
いや、“イエロー”は心の中で『馬鹿な奴ら』と笑っていたのかもしれない。。。
間違いない。
何故ならこの旅が終わる頃には”レッド”政権は崩壊し、新隊長”イエロー”が僕らレンジャーを率いる事となっていたからだ。


まずは恒例の福岡空港乾杯!!寝ぼけた頭が数時間前の酔いを一気に取り戻す。俄然テンションは上がっていく。
“レッド”はビールに加えてかけうどん。
「ゲゲー。うどん食うとー!?!」と批判した二人がその大半を食べ尽くしていた。
“レッド”ごめんよ。。。

朝寝て朝起きる。ボーッとしていながらもこの時間のワクワク感はいつもながら凄い。
何でも出来てしまう恐ろしいテンションなのだ。
眠かろうが吐きそうだろうがビールはあっという間に飲み干されてしまう。
そしてその酔いは再び夜更けに眠りにつくまで続く・・・。


到着したら朝から飲める場所「まちぐゎー」へ直行。再び乾杯!!ここから「オリオン祭り」。おバカな三人はここで新たに結束を固める。

初日をどう過ごすか?三人の小さい脳みそにそんな計画性は皆無。
行き当たりばったりで、この場で出た結論。
天気が悪かろうがとりあえず海水に浸かる。
三人一致で海へ。


タクシーで行けるビーチ「波の上ビーチ」。さすがに人は少ない。むしろ燃える。

時折見せる青空。しかし・・・
あっという間に厚い雲が広がり、バケツを返したような大粒の雨が海面を叩くように降り注ぐ。
島の天気は変わりやすい。
でも、全く気にしない。
そんな大雨の中でも泳げるのは、逆に入り江の人工ビーチだからこそ。
波が立つ事もなく穏やかさを保ちつつもこんな大雨の中泳げる安心感。
メチャクチャ気持ちいい。
僕らを歓迎してくれているんだ。←事はポジティブに考えなければいけない。この旅のテーマだ。
海水と雨でびしょ濡れになった体を足洗い場で貧乏くさく洗い流すがほとんど意味がない。
今日は、びしょ濡れだ。びしょ濡れ。びしょ濡れ・・・・。←あくまで自然の恵みを感じて濡れている正しい使用例
しかし、雨の中泳ぐ事がこんなに気持ちいいなんて。
これホント。
ずーっとびしょ濡れていたい気持ちになるのはホント不思議な感覚。
またしても新たな発見だ。
もう僕らは天候には何ら左右されない、いわば免疫のようなものができた。
キャー!!恐ろしい。。。。

ホテルの予約が取れてチェックイン。
シャワーを浴びる。
今日は圧倒的に濡れている時間が長い。
またしてもびしょ濡れ。

しかし、内気でシャイな僕らは周囲の想像に反して、肝心の夜に濡れる事はなかった。←生理現象であっても不謹慎な使用例。良い子は使ってはいけない。

やっと体に乾きが戻って、喉も乾く。
「オリオン祭り」はまだまだまだ続く・・・。
気が付けば朝飯から何も食っていない。
酔いがリーズナブルに蘇ってくる。

では、夜の街に繰り出そう。。。


まずは腹ごしらえ。野菜そばを喰らう。お野菜たっぷり。

食べているうちに外はどしゃ降り。
僕らに傘はない。いらない。
今日はびしょ濡れでいたい。びしょ濡れ。びしょ濡れ・・・。←雨に打たれて濡れると言う正しい使用例

国際通りを軽くスルーしていつものコース。
「コトブキ」で泡盛を頂き偶然の再開でまたまたテンションが上がる。
出会いの素晴らしさを喜び合う。分かち合う。
人と人はその相性で糸が繋がり続けているものなんだろう。
その繋がった糸はこうして切れぬまま引き寄せ合っているんだね。
うれし涙を拭っていつものアホ三人に戻る。


気持ちが上がれば腹が減る。前から気になっていた「つけ麺大王」に躊躇なく入る。
餃子は絶品だ。でも接吻をする前には食べてはいけない法案を三人一致で可決した。
今日はその予定がないのでもう一皿追加して食べ尽くす。三人ともいい匂い。ここからはおつまみ要らずだね。
そしてメインディッシュ。
普通のつけ麺と大王つけ麺を食べ比べ。
店名の着いたメニューにハズレは少ないもの。
「正解!!」
みのもんたが僕らの向かいに座っていたらそう答えてくれただろう。
トローリ八宝菜的なつけダレに中華麺をどっぷり泳がせて、熱々を頬張る。
こりゃたまらん。
お腹いっぱい。美味しいものを食べるとホッとするわ。
さすがにほぼ24時間飲み通しの僕らはお疲れモード。

でも気合いで「バーエロス」を目指す。しかしながら祝日だからか閉まってる。
残念。


「good life」の宗純に会いに。そこで禁煙中のアホアホレンジャー”レッド”が葉巻を嗜む。いい香りね。

ここで一旦アルコール摂取は中断。
限界に近づいてきた。ホント!?!限界!?!
いやいやまだまだ。。。


中〆はマクドで。ジャンキーレンジャー“イエロー”はマックフライポテトをオーダー。なんでやねん!?!?!でもみんな完食。

その後も場所を変えて飲み続けるも軽くなってきた財布と葛藤。
ホテルで部屋飲み作戦に変更。

台風がそれて行きつつ、明日の天気予報もパッとしない。
離島行きは諦めざるを得ないのか・・・。
缶ビールを握りしめついに撃沈。
こうして長い一日が終わった。。。。

この旅の続きはwebで公開!!!!
ここをクリック!!アクセスしてね!!←ウソ

投稿者 litfie : 09:49 AM | コメント (0)

June 03, 2007

心が渇いてるなら・・・


強い日差しとオリオンビール。思えば遠くに来たもんだ。。。

喉の乾きにビールの季節。
こりゃたまらん。
いいないいな。。。

まったりした先週は、何だかお出掛けがしたくなりまして。
こんな日もありましょう。生きてりゃ色々ありましょう。
解き放つ事が出来る人で居続けたいものです。

そうね。
心が渇きすぎていたのか。
ほんの少し、潤わせて。
ほんの少し、張りを持たせて。
そうやって又、一日と言うものの輝きを取り戻していけるといいな。

みんな不安な訳よ。
いろんな障害をかいくぐって。
何とかかんとか過ごしている毎日。
これが続く時もあるじゃない。
いい時はいい時でそれは良し。
悪い時は悪い時で、そこはひとつ。
どう見つめ直して、どう取り戻すか。
人それぞれやけどさ。

乾いた心のままじゃ、息が詰まるよ。

で、ちょっと一息。

いつも僕らはベストな選択をしてきたんだ。
大丈夫大丈夫。
こうしてまた気持ちよくここにいられる事がその証だ。

よっしゃー!!
今日も一日張り切っていきましょう!!

投稿者 litfie : 08:16 PM | コメント (0)

September 19, 2006

endless trip ー 沖縄4日目/那覇

とうとう最終日。というか、帰ってから仕事だ。


ブルーな気分を静めるかのように花笠食堂で最後の昼食をとり市ぶら(市場ぶらぶら)。
よし友のセイゲンと合流した。
そして各々自由行動。
僕は頼まれものを探すがなかなか見つからずほんの30分の買物があっという間に終了。
何も買えなかった。。。
だいたい、マクドナルドで休憩し過ぎだ。ギリギリまで休んじゃダメよ。

国際通りでセイゲンとセイゲンの彼女に車を回してもらうため待機していると何と!!!
阿嘉島で一緒だった美香さんと偶然再会。
何と言う事でしょう。こんなに人がいるのに会えるもんやね。
なんて話している間もなく僕らは空港に向かった。
何だかんだバタバタやん。
いっつもこうなのよね。。。
でも最後に再会できるなんてヒデキ感激!!

そして最後の締めは空港のラウンジでのオリオンビール。
何とも寂しい乾杯ですわ。

台風の影響でか飛行機の出発が遅れていた。
まだ、いっそ欠航になればいいのにと思いながら・・・。


みんな焼けてるね。疲れてるね。今から仕事だよ。頑張っていこー!!

すんなり頭が切り替わる事は無く、僕らは店で乾杯した。
旅は終わらない。旅はお笑いよ。

また行こうねー。。。それまでちばりよー。。。
この後営業にならなかった事は言うまでもない。。。。

今回の旅を楽しいものにしてくれた全ての人に心から感謝!!
ありがとうね、みんなサイコーよ!!

投稿者 litfie : 03:43 PM | コメント (0)

Typhoon approach ー 沖縄3日目/阿嘉島&那覇

思いのほか朝、目が覚める。昨日の酒が残っているのだが気にならない程度だ。
運動して節度を持って飲んでいた故なのか。
さあ、オバーの朝ご飯だ。
幾分昨日の夕飯時より打ち解けた食堂は朝から美味しく食事を頂けた。
食事をとりいつものテラスで一服。
みんなで語らい今日で別れる事を考えるとどうしようもなく切なくなってくる。

でも今日で島とはお別れだ。楽しまなきゃ。
荷物をまとめ水着に着替え「ヒズシ」に向かった。
途中のシーカヤックの店で素潜りセットを借りる。
スタッフさん曰く「今日は台風の影響で荒れてくるから貸せない」
ありゃま。
でも、浅瀬で遊ぶ程度ならってことで了解をもらって借りる。

いいね。今日もバシバシ泳ぎますか??カズちゃんシブいね!!

今日はニモに出会った。ドリーにも。
昼過ぎから少しずつ波が高くなって透明度も落ちてきたが十二分に楽しめた。
美香さん達も来てみんなでのんびりした時間を過ごす事が出来た。

シャワーを借りて、たくさん貝殻拾って重い鞄を背負い宿を後にした。
帰り際オバーに何度も「また来るね」と伝えた。
寂しさがピークを迎えた。


通りに映えるハイビスカス。港には多くの人が列をなしていた。

案の定、明日から欠航が決まり、島内の全観光客にその情報がアナウンスされていた。
そのため僕らは予定通りの便だったが、明日以降に帰る予定の人達もその列に並んでいた。
お話しした人々がちらほら。
ま、そのお陰で短い期間だったが、色んな人に出会ったんだなと実感。
そして、最終の便で帰る事になった美香さんが見送りにきてくれた。
何とも寂しい。もう会う事はないのかと考えると寂しい。
オバーにも会いたい。。。。オロローンな気分の僕たちは後ろ髪引かれながら乗船した。
港で手を降る人々に心で叫ぶ。
「また会いましょうねー!!!」
ありがとう、阿嘉島。

しかし、すごい航海だった。港のそばでも白波がたち、波の高さをうかがい知れてはいたものの沖ではこんなに荒れているとは。
揺れる揺れる。気分が悪くなる人が続出。
僕らは屋上の甲板で横になっていたが、ふと起きると足場がないくらいの人、人、人。。。
もう満員状態で出港したんだろう。すごい人だ。それはもう難民船と化していた。
そのうち風が吹き荒れてきて雨が落ちてきた。横殴りの雨。
慌てて全員船内に非難。でもそのごった返しぶりが楽しい。寝てる人、気分悪そうな人、はしゃいでる人(僕たち)。
こんなのもいいね。
船内で知り合った人々とお話。
残念ながら午前中しか潜れなかったスキューバの話。そこで撮った写真を見せてもらったり。
そうして思い思いの時間を過ごしているとあっという間に那覇に着いた。

出会いがあれば別れがある。ほんの二日間のほんの一時。
埼玉、東京、兵庫。色んなところから来て、何かの縁で出会えたんだ。
僕らは別れを惜しみつつ港を後にしたのだった。


じゃじゃーん!!なんと1パウンドのステーキ!!450グラムよ!!

腹ぺこな僕らは食べるものを決めていた。肉だ。
港からホテルへ歩く途中見つけた店に飛び込んでむしゃぶりつくように食べた。
みんな最後は厳しい顔で食べていた。
いつでも逆噴射可能な状態だ。膨満感。。。

それからホテルに入りのんびりする間もなくひとり、街を散策。
無くした大切な指輪の代役を必死で探していた。
最近お守りにしていた指輪をなくしたから。
この仕事を始めて指輪を付ける事がなくなってお店に置きっぱなしにしていた大切な指輪が消えていたのだ。
昔その指輪を買ったお店はなくなっていた。諦めず探しまくった。
でも見つからなかった。
そのとき思った。そこに頼ってちゃいかん。無くしたものもあれば得るものもある。
新しく買った指輪をはめて、心新たに歩きはじめる事にした。
そんな僕は昔の指輪を諦めてカズちゃんと合流。

今日はみんな別行動になったので僕らは色んなお店を巡る事にした。

腹は一杯。めいっぱい。
飯はいいから一杯飲もう。


まずは気になっていたお店「コトブキ」へ。
立ち飲み感覚のオープンエアーなお店。
何と泡盛200円。サイコーだね。
残念ながらこのお店の向かいにあったお店は閉店していた。
次行きましょう!!


桜坂に向かう途中見つけたお店「JULY」。ここはヒットです!!
ちょっとおセンチな僕ら二人の心をグッとつかんだナイスなバーでした!!
無料チャームのパイナップルもいいね。(多分ノーチャージにしてくれたんだろうな)
落ち着く内装に、嫌味ない対応に大満足。


桜坂に入り、ガラスばりのこじんまりとしたお店。名前は忘れた。
何と、お通しで海老フライが・・・・。ステーキを消化しきれないまま揚げ物を一気に平らげた。
一瞬逆噴射スイッチを押し掛けた。。。


そして再び「エロス」。今日は満席。運良くカウンターが2席開いていた。
ただ、膨満感が治まらず数杯で退散。お忙しそうながらお見送りまでしていただき気持ちよくなったところで・・・・。

途中省略。。。

ホテルに戻っては外出。また戻って外出。
いつしか僕らはまたいつもの「goodlife cafe」。
時間は既に3時過ぎ。


酔いどれヨシキはオーダーして即撃沈。
もう一回ビールでやり直そうか??
アホだね僕らは。もう3時過ぎよ。
その後はまた泡盛。
カズちゃんと二人で閉店までゆんたくしたのだった。。。。

朝方ホテルに戻って缶ビール。
別行動のシマゼンの帰還を待つ。がしかし、あえなく撃沈。

こうして、沖縄最後の夜が終わった。。。

投稿者 litfie : 02:18 PM | コメント (0)

trip to the island. ー 沖縄2日目/阿嘉島 

昨日の酒が抜けきれぬまま僕らはホテルを後にした。
ボチボチ歩きながら港に向かった。

途中でタクシーを拾い港に着いた。
のんびり歩いたせいもあって、結構ギリギリの時間。
チケットを買い阿嘉島行きのフェリーに乗り込んだ。

いいね。フェリーっつーのも。
潮風を受けながら二階のデッキで海上の旅を楽しむ。
少々揺れたがさほど気にはならなかった。多分浮かれていたからだろう。

島々が見えてきた。ボルテージが上がってくる。
阿嘉島は沖縄本島の西方30kmほどに点在する慶良間諸島にある。
澄んだ海中は多くのダイビング客を虜にする。
本島から高速船で30分程度で行ける島もあり、先島に比べると圧倒的にアクセスがいい。
本島なら格安のパックツアーがあってそのフリー時間を利用して足を運べるからだ。
僕らもそうやって来ている。実に身軽だ。

一時間半の船旅が終わる頃、船が減速し湾内に入っていく。
船から眺める海の透き通った青色にまず感動せずにはいられない。
「こんなに透き通った青なんだ」
シマゼン曰く「バスクリンの青いヤツやね」。
確かにそのぐらいに青い。

港に着いたらまずは宿へ。
またしても連絡先も地図も持っていない僕らは野生の感覚で宿を目指す。
さして広くもない集落でその宿に着くのはそんなに大変な事ではなかった。

「民宿 新城」
ほぼ民家って感じの佇まいに少々困惑しながらも、この瞬間から僕らはオバーの優しさに心休まっていた気がした。
この二日間でここの居心地の良さを心の底から味わう事になる。

オバーの自然体なゆるい接客を受け、少しの間テラス?!?でくつろいだら、いざ海へ!!
おおよそ2キロ近い道のりをてくてく歩いて向かった。
向かう先は阿嘉島のメインビーチ「ニシハマ」だ。

しばらく歩くとヨシキが「あっ!!!!!」と叫ぶ。
ウンコを漏らしたかと思ってみんなで心配する間もなく、「カメラ忘れた!!」と付け加えた。

一同「何やそれー!!」
でもヨシキは諦めない。取りに戻っていった。
この後取りに戻った事で僕らの倍疲れる事になろうとは思ってもいなかっただろう。

僕らは先を急ぐ。いや、急ぎはしない。スローに歩いた。

すこし上りこう配のあるところで少々疲れ気味の僕らの横を軽トラックが通り過ぎていく。
少し追い抜いたところで止まった軽トラックからおじさんが「乗りなさい」と手で合図。
シブい。

迷う事無く荷台に飛び乗り、歩くスピードの10倍いや20倍ぐらい早くビーチに到着する事が出来た。

その頃ヨシキは、追いつくはずも無い僕らに向かって走って来ていた。泳ぐ前から体力の大半を使い果たして。。。
そしてその体力消耗が彼の命に関わってくるとは本人すら想像していなかったはずだ。
若さ故に走り続けてしまったばかりに・・・。


スゲー!!!!そのときカズちゃんは雄叫びをあげた。「ヤバい!!やられるー!!」

まるで海に犯されるかのように半分裏声になって叫ぶカズちゃん。
でも僕らにもその気持ちがわかった。ホントにやられた。

迷う事無く海に飛び込む。ずーっと先まで透き通った海を縦横無尽に泳ぎ続けた。
砂浜に横になったり、貝殻を拾ったり思い思いに時を過ごした。

おくれる事数十分。ヨシキが到着。
息を切らしたヨシキは汗だくだ。
僕らが車で来た事を知ったヨシキは少々キレキャラになっていた。
「あり得ねー。。。俺追いつこうと思ってずっと走って来たっすよ!!」
僕らは同情する事も無く、手を取り海の中へ連れて行った。
ヨシキも感動していたのだろう。走った疲れも忘れて無心で泳いでいたのだろう。
そんな彼に悪夢が襲う。悪夢じゃない、現実だ。

沖に出て泳いでいる最中、足がつってパニック状態。
僕らはそれに気付く事無くキャーキャーと遊んでいた。
何とか無事に浜まで泳ぎ着いたようだが、海から上がった僕らに目を見開き訴えていた。
「死にそうだったんですよ!!!マジで!!」
「生きとるやん」
みんな鬼だ。

そしてその後僕も死にそうになる。二回も。
一度に両腕がつり、もがきながら何とか海から上がった。
ヨシキはざまあ見ろって目で「大丈夫すか??」と冷ややかに声をかけてくれた。
みんないい奴だ。

そんな間も、シマゼンとカズちゃんは人魚になっていた。人魚には似つかないごっつい顔とひげずらだが・・・。
髪が長いので、海から上がった二人の仕草はとてもセクシー。髪をしたたる滴が胸元から肌を伝って落ちていく。
ちょっときもい。

気が付けばもう夕方。泳ぎ疲れた僕らは家路についた。

そして帰り道でも、通りがかりのおじさんに乗せてもらった。
いい所だね。むさい男4人に声をかけてくれるなんてね。
疲れきった僕らはその好意に心から感謝した。
普段あんまり頭を下げない僕らでも、おじさんの車が去っていく間何度もお辞儀をした。
そのくらいありがたい好意だった。

シャワーを浴びて夕飯までの時間、島を散歩した。
明日の船の出発まで過ごすもう一つのビーチの下見に出掛けた。
今日過ごした「ニシハマ」は遠く、今日のように車に乗せていってもらえない場合、時間と体力を考えると思い切り楽しめない。
よって、反対側にある「ヒズシ」にしようとなった訳だ。
ここなら宿まで歩いても苦にならない。

ちょっと遠回りをして集落を散策。
色んな宿がある。バーも見つけた。結構面白いね、この島は。
以前、同じ慶良間諸島の渡嘉敷島に行った時にはこんな雰囲気は無かったように思う。
ホントに何も無く夜は星空を見るくらいだろうなって思っていた。
今回もその腹づもり来た訳だが、意外に楽しめそう。

しばらく歩くとビーチの入り口を見つけた。
細い林道を抜けて道を下るとそこに小さなビーチが。
これまたいいね!!
今回はカズちゃんは雄叫びはあげなかった。もう体力限界だったんだろう。

そこには、浜辺に群生する木の下に小さなバーカウンターが器用に設置された夏限定のビーチバーがあった。
いい雰囲気だが夜中は虫に刺されそうだねなんていいながらあんまり興味を示さない僕らだった。


日が沈む。水面に映るやわらかい光が、日焼けした僕らの肌を更に赤く染めていく。

宿に戻って夕飯だ。
夕飯は宿泊客全員が同時に食堂で頂く。
しかし、僕らの他数グループとの会話も無く食事が終わっていく。
何か寂しい。
僕は一人旅らしきひとりの男性としばし話をした。
何やら台風が来ているらしく、その動向次第で船便を早めるというのだ。
僕らは明日の便だからさほど問題はなさそうだが、その翌日からは欠航の可能性があるらしい。
その場にいたもうひとりの女性、美果さんも話に加わり、オバーも交えてミーティングさながら今後を検討した。
あまり危機感の無い僕は、むしろ帰りの航空便が気になり始めていた。
いっそ遅れてしまってもいいかな。本気で思っていた。

場所をテラスに移ししばしのくつろぎの時間。
話してみるとみんな明日は「ヒズシ」にいくかもしれない。
良かった。楽しい。
船便の問い合わせもあるし、明日はどうなるか分からないからね。
近いビーチで人も少ないし。
阿嘉島に住んでいた事のある美香さん曰く、
波がなければその横のビーチにも海を渡っていけるらしい。
明日も楽しみ。。。

部屋に戻り今夜の過ごし方を考える。
って思ったらシマゼンは撃沈していた。
わかるよ。僕も横になったらおしまいだ。

こうなったら、せっかく来たんだからさっきのバーに行こうってことになる。
若人二人に疲れは見えない。凄い。

そして、夕方見つけたバーへ。「バーヨネミネ」。
マスターに話を聞くと、この慶良間諸島唯一のバーらしい。浜辺のビーチバーは別にして。
民家の一部を改装して作られた店内は5人程度のカウンターと二組の小上がり。島らしいゆっくりした時間を過ごせる素敵な空間だった。
マスターは那覇に在住していたが今年から祖父のご自宅の一部を改築してバー営業を始められたのこと。
きっと、那覇でバーをされていたんだろうなとうかがえる。

座敷でのんびりしていたら偶然、いや一軒しかないバーだから必然か?同じ宿に泊まっている方が来られた。
今まで話す事がなかったがようやく会話する事が出来た。
すごいいい人たちだった。
さほど特筆する程の会話はないがとてもいい時間を過ごせたと思う。
一日の疲れがフッと消えた。

飲み足りない僕らは島唯一の居酒屋へ向かう。

「居酒屋 白鯨(はくげい)」。島の人達の憩いの場って感じだ。
僕らは泡盛を飲みこの二日間を回想しながらお笑い談義。気分が高潮して来た。

僕らが一番懸念した展開。それは・・・
飲んで帰り着き床につこうとした時シマゼンが起きてきてまた宴が始まる事。気が付くと朝みたいな。。。

正にそうなった。
閉店が近づく午前0時。僕の携帯が鳴った。
「シマゼンやん!!」。一同爆笑。
やっぱり元気になってる。4時間程度寝ていた事になるのか。

でも大丈夫。僕らもやる気だ。
少々虫の事で乗り気ではなかったが、みんなでビーチバーに出掛ける事にした。
夕方来た時に2時までの営業と聞いていたし。早速僕らはビーチに向かうくらい道路を携帯のライトを頼りに進んだ。


なんて素敵なんだ!!みんな興奮した。ちがうホッとした。波の音と星空が体を包んでいく。

浜辺のベンチに座ってのんびり過ごした。
僕とシマゼンは音楽について語り合った。
じゃれ合う店員さんと観光客の女性達の事なんてこれっぽっちも気にならなかった。
そのぐらい気持ちがいいひと時だった。
気が付けば2時。そろそろ帰ろうね。。。


帰り道、オカヤドカリに遭遇。何とも愛らしい。南の島の生き物って感じ。

充実した2日目を終え、宿に戻って速攻就寝。あっという間。

そりゃそうよ。泳いで飲んで。疲れていない訳がない!!!
朝にならないでよかったね!!

投稿者 litfie : 11:52 AM | コメント (0)

Departure ー 沖縄1日目/那覇

早朝まで飲み明かし、つかの間の仮眠。
そして僕らは空港に向かった。
そう、沖縄へ旅立つ日。何も直前まで飲まなくても・・・。

とは言え、旅の始まりを祝わずしてどうする?勿論恒例の搭乗口Hora!!今日はエビス!!

そしていざ出発!!おバカな僕らは機内でも。。。気分を変えてオリオンビールを軽く飲み干す。
毎回の事ながら、この機内のビールも格別だ。


昼過ぎに到着。腹ぺこキッズはまずは腹ごしらえ。
始めて来たカズちゃんの為に公設市場の食堂を案内。
ゆいレールで牧志へ向かう。

 
そうそう、到着の乾杯を忘れていたね。じゃあ、オリオンで!!そしてそばやチャンプルーを喰らう。美味い!!

昨日までは天気がイマイチだったらしい。でも今日は快晴。
暑い日差しと乾いた風が僕らを別世界へ連れて行ってくれる。

ちょっと気持ちよくなった。とりあえずホテルにチェックイン。
市場通りを抜けて、しばし商店街を散策しながら歩いた。
地図も連絡先も持たない僕らは人に尋ねがら目的地を目指した。
ようやくたどり着いた宿には、観光客がロビーにたむろしていた。
こういう景色って、旅している気分が味わえる。いいね。

部屋に入ってまた乾杯!!
不思議な事に飲める。
普段ならそろそろ撃沈だ。やれるね、僕たち。

しばらく小一時間のんびりした時間を過ごし、街へ出掛ける事にした。
明日からの離島滞在に向け、サンダル、海パンなどをゲットしなきゃ。
単に、準備が悪い。何しろ出発直前まで飲んでた訳だから。。。

飲んでるのに元気ね。よく歩く。
国際通りを幾度か往復し、それぞれのお目当てを探す。
ふわふわした気持ちは、そんなに迷わず買物をさせてくれる。
サクッと買物完了。
ならば。。。一杯やりますか!?!


ヘリオスパブへ。ジャンボソーセージ(名前忘れた。とにかく長いソーセージ)をつつきながら一杯やった。

ちょっと腹へって来たね。飯食おう。
到着して半日、飲むか食うかしかしてない。


久茂地にある居酒屋「かびら」へ。カラカラで泡盛をいただく。美味いね。
島らっきょ、海ぶどう、ナーベラー、チャンプルー・・・食べる食べる。

そして、食事が終わる頃にはいい時間。八時過ぎってところか。

しばらく闊歩し、桜坂へ向かう。
お目当ての「エロス」はまだ開店していない。
せっかくだからその周辺を歩き違うお店に入ってみる事にした。
桜坂の交差点を少し商店街向きに入ると数軒の店が軒を並べている。
さあ、どこに入るか?
気分のいい僕らはさほど迷う事無く一軒のバーに立ち寄らせてもらった。

ミサさん営む「bar MM」。
僕ら春吉マンデーズはミサさんとの粋な会話を存分に楽しんだ。
素敵な出会いだね。
おもてなしってものを再考させられる。
日頃のカチカチでゴツゴツした自分の態度を、こんな時に見つめ直させてもらってる気がする。
思い描いていた人との出会いや触れ合いがどこかに葬り去られていたように感じてしまう。
人との出会いをもっと大切にしたいなって改めて思うのだ。

その出会い、触れ合いを心底感じさせてくれたのが「エロス」だ。
「bar MM」を出てその「エロス」に向かった。
偶然にも、「エロス」のマスター、ゴンザレスさんはミサさんの旦那さんの同級生との事。
いいね。この人のつながり。


開店間もなく、まだ人がまばらな店内。ゴンザレスさんのとびきりの昭和歌謡mixtureなdjプレイはまだ始まっていない。
相変わらずな赤い照明の店内は妙に落ち着く。そしてそれに反してキラキラボールやトタン屋根、それら全てが人々の心の妖艶な部分を刺激する。
席を共にした人々との自然な交流。お酒も進む。

酔っぱらいになりつつある僕はカズちゃんを引き連れ通いなれたバーへ。
「goodlife cafe」へ向かった。

たどり着くまでに寄り道しながらなんて思っていたが酔いに包まれた僕らにその余裕は無かった。
一気に国際通りを進み店に不時着。

「久しぶり!!」笑顔で迎えてくれるとホッとする。

早速仕上げの泡盛を注ぎ込む。
効くね。

しばらくしてみんなで合流。
そこで出会った人達と僕らの宴は続く。

何故か酔うと変わった行動をとってしまう。酔いと言うより沖縄の空気がそうさせるのか?
再び店を抜け出した僕とカズちゃんは路上販売に足を止め、手作りアクセサリーを眺めいつの間にかそれらの一つを各々手にしていた。

僕らと同じようにそこに佇む別の二人もそうしていた。
福岡じゃまずあり得ない。興味を示す事も無い。
ここに来るとみんなそんな気分になるんだろうか。

僕ら4人はそれぞれ好みのアクセサリーを手に笑顔でその場から去っていく。
何だろう?やけに楽しい。やけに嬉しい。

ウキウキな気分で「goodlife cafe」に戻った。

今日ここで過ごしている時間。特別な時間。
でもその時間の流れに逆らう事無く躊躇しないでその時を過ごす。もったいなくない。時は流れていくものなんだ。
時に誰かは沈黙し、物思いに耽る。時に誰かが人を巻き込む強引さをもって、そこに笑いのカオスが広がっていく。

そうして思う存分に飲み語らい、僕らの一日目が終わっていくのだった。
飲み通しの一日が終わっていった。。。

投稿者 litfie : 10:33 AM | コメント (0)

May 13, 2006

Yesterday,Suddenly・・・


事情で突然の沖縄出張。最終便で空路沖縄へ向かう。慌ただしい夕方だった。

どうしようもなかった。行くしかなかった。
自分の段取りの悪さにはあきれるものがあるが、行く決心に戸惑っている時間はない。
急遽手ぶらで空港へ向かった。


当然、到着したのは夜。

この時期でも既に、昼間は眩しいばかりの沖縄の空は星空と化していた。
早速、目的の用件を済ませる。ほんの短い時間だったがそれは仕事上大きな役割を果たしてくれた。
ほっと胸を撫で下ろし、食事にありつく。


オリオンビール。島らっきょう。中味イリチー。つかの間の至福の時間。


海ぶどう。定番、ゴーヤチャンプルー。

短い時間ながらも、食べるときは沖縄を満喫しようと思った。
夏の夜。福岡より二ヶ月は早い季節の流れを感じる。


食事の後はいつもの「バー エロス」。主の「ゴンザレスさん」は今日もご機嫌。
粋な昭和歌謡を流してくれる。数年前より明らかに音響が良くなっている。dj機材も装備しているんじゃないだろうか。
帰り際には、固い握手。必ず、また来るだろう。ありがとう「ゴンザレスさん」。一日の疲れが吹っ切れたひと時だった。

夜が明けて、しばしの暇つぶし。金曜日とあって便の予約が取れないからだ。

昼間の国際通り。夕方あたりから賑わい始める事だろう。色とりどりの魚たちは”南国”を感じさせてくれる。

もったいない。この頃になると冷静になってくる。
こんな短時間で家路につくのはもったいない。
時間は多少残っているものの、どこにも行けない。
週末でなければ迷わず延泊していた事だろう。
天気もいいし、離島にでも行きたい。行けない悔しささえ感じ始めていた。


さすがは金曜日。出張帰りのビジネスマンや週末の旅行客でごった返す。

予約が取れた夕方の便も満席状態。
すでに沖縄のシーズンが始まっていた。
しかし、僕も経験があるが、ビジネス利用の人にはたまらない。
暑い中スーツをまとい、資料の整理なんぞしようものなら、周りのカップルやウキウキはしゃぐグループが目に入って・・・。
仕方ないけどね。

そんなこんなで慌ただしく動き回ったので、体の疲労はピークに達している。

この二日間。僕は一種の”非日常”の中にいたのかもしれない。
周りの人からはそう写るに違いない。
僕はあくまで”日常”と捉えている。行くべくしていった。突然だが、ビジネスにおいてはあり得ない事ではない。
と、必死で肯定しようとしている自分はもう、ビジネスマンじゃない(笑)。
飲み屋の大将としては十分に”非日常”でしょうな。。。

投稿者 litfie : 12:32 PM | コメント (0)

August 08, 2005

台風上陸計画!?!


凄い風と雨。出る気になれない。で、缶ビールと泡盛。仕事しながら部屋飲み。

速度が遅い!!!時速20キロから15キロ。しまいにゃあ「ゆっくり」だとよ!!!
二日間、風ボーボー。雨ジャンジャン。

台風二日目、昼飯でやっと外出。「BLUE CAFE」横の「すば ボサノバ」。満席。。。。。
そういえばここは、「BLUE CAFE」オーナーさんのお姉さんがやっておられるらしく、この忙しさに「大田さん」がお手伝いに来ておられた。台風で足止めを喰らっているせいか、他の店が閉まっているせいかとのこと。でもここは待ってでも食べるべき。カレーのおいしい匂いに誘われて、そばとカレーをオーダー。これが旨いのなんの!!!ごちそうさまでした!!

八重山そばとキーマカレー。めちゃめちゃ旨い!!!

食事の後は、併設の「大田民芸」でTシャツ購入。「大田さん」デザイン!!!かっちょいいー!!

そして、いざ空港へ。しかし、完全欠航状態が二日続いているせいか人が多い!!そして飛行機は飛ばない。。。。
予約の変更も取れない。。。。諦めてホテルに延泊要請。こっちへの便も欠航だから大丈夫。しかしながら、なんとか確保した便は明後日。キャンセル待ちが通らなければもう一泊。どうしよう。。。。。。とか思いながらも飯!!今夜はどこか開いてるのか??と思いきや。夜は結構お店が開いていた。
今夜はまだまだ雨風が強く、近くの繁華街の「島料理 楽園」へ

台風だからか品切れ続出。でもビールがあれば大丈夫。

そして食後は、もちろん「BLUE CAFE」。ほぼ満席。凄い!!
運良くカウンターに1席空きがあった。
今日は女性のスタッフの方がおられた。残念ながら、あんまりお話しできず。。。。。
ゆっくり飲んでいたら、お客さんも帰られ、オーナーの「大田さん」と飲み会に。。。。すっげー楽しい。
そして、場所を移してそばを喰らう。

「メンガテー」。そばも旨いが、持ち帰りさせてもらったおでんがこれまた旨い。

「ボサノバ」のそばも旨いが「メンガテー」のそばも実に旨い。今までの沖縄のそばのイメージとは全く違う。お世辞抜きで僕の中で、best of 麺類。間違いない。。。。八重山そば最高!!

今日は、すばらしい時間を過ごさせてもらいました。。。ありがとうございました。。。

翌日、キャンセル待ちで空港へ。やっぱり無理。
で、また飯。昨日「大田さん」に教えてもらった台湾料理「美好」へ。気になりつつ入れなかったお店だ。話を聞いたら普通に入れる。これぞ口コミ効果だ。

台湾風そばは絶品。餃子もうまい。

今日は車で寝よう。そう思いながら町を散策。ペンション発見。聞いてみると宿泊OK!!

助かりました。。。。

無事に朝を迎える事ができました。。。。。。ふぅ。。。


翌朝は「A&W」で朝飯、市場散策。

そして、昼前に航空会社に確認したら、早い便が乗れそう。で、急遽空港へ。
話によると、昨日の夕方の便でキャンセル待ちの乗客はほぼ乗れたらしい。もっとも、あの状況だからキャンセル待ちなんてできず別の便を取ってしまう人が多いからだとは思うが。。。。

こうして、石垣島滞在の日々が終わった。振り返ると食ってばっかり。身動きも取れず。。。。
なんと5キロ肥満化していた。スッゲー!!!

今回は、自分を見つめ直すいい機会になったなあ。人と料理とお酒。僕の周りの3大要素がすばらしく解け合っていた。

さあ、始めよう。僕は変われる。。。。いい方向へ。
[garden]は変わっていくでしょう。これから。。。。。八重山万歳!!!!また会う日まで。。。。。。。。


投稿者 litfie : 10:51 PM | コメント (0)

BLUE CAFE


「BLUE CAFE」と言う世界

食べ過ぎて横になってから、いざ[BLUE CAFE]へ。
薄暗さが最高に心地よい。

初めて来たのにこんなに心地がいい空間ってない。オーナーのセンスと島の空気。すばらしい。

入ったとたん何かを感じる。帰ってきたような安心感。手作り感がこの上なくハマっている。
私めのお店では出せないこの雰囲気は。。。。。。うぅぅぅぅぅ。感動!!

普段、あまり話さない自分がベラベラ話しだす。きっと、自分が望んでいた空間なのだろう。
ここへ来て、自分の今後が少しずつ紐解かれていく。動き始めたものが・・・・。
なんて、ここでベラベラ書き綴るのは止めにして。。。。。。

ご一緒して頂いた、「伝さん」「ちあきさん」と、オーナーの「大田さん」。すばらしい時間をありがとうございました。

結局、翌々日もここへ。島にいる間はここにいるだろうなあ。。。。。。
なぜ翌々日なのかと言うと、台風上陸だから。。。。
っつー事で、三日目、四日目とほぼ缶詰状態でした。

・・・つづく

投稿者 litfie : 10:29 PM | コメント (0)

石垣島縦断計画


とりあえずオリオン生。ゴーヤチャンプルー。ミミガーのピリ辛和え。おいしい八重泉。

まずは、腹ごしらえ。この3日間で4、5時間睡眠にも関わらず、飲める食える。興奮状態なのか??
何食っても旨い。

大原ホテルの一階にある「ゆらてぐ」(って読むのだろうか?)

まず、市場近くの居酒屋で一杯。しかし、ゴーヤが品切れと言う有り得ない事態に即移動。眠いのもありホテル一階の居酒屋に。何だか、ナチュラルハイ!!ビールに続いて泡盛を水の如く飲み干す。
しかし、さすがに22時頃には睡魔に襲われダウン。

そして、翌日。台風がなかなか来ない。離島への船は運行している模様。っがしかし、帰れなくなったら・・・・。
夕方の便は欠航かもと言われ、あえなく離島行きはあきらめる事に。
このときの決断は正しかった。もし行っていれば3日間は島に足止めだったから。。。危ない危ない。。。。

急遽、石垣島散策。

「八重山みんさー織」。これにはとっても素敵なお話があります。ここでは書くのが大変なので書きません。素敵ではないのかなあ。。。。

 
底地ビーチ。ハブクラゲに刺された時の「酢箱」。刺されたら酢をかけるといいらしい。そして「高嶺酒造所」。

まずは近場の底地ビーチに立ち寄り、川平湾へ。といっても海に行くのではなく高嶺酒造所へ。「於茂登」が有名な酒造所。思わず「於茂登」購入。その後、最北端を目指す。


おいしい。安い。「知花食堂」。

その途中、腹ごしらえに立ち寄った「知花食堂」。あっさりした中にしっかりとした味わい。美味しかった。

そして来ました!!石垣島最北端。

最北端と言っても、売店は愚か、露店もありません。
しかし凄い風だった。台風が近づいているのを実感。。。本当に飛ばされそう。。。

ヒルギ林。小さいくせに片手だけでかいカニがウジョウジョいてちょっとキモかった。

帰りは東側を通って市街地まで帰還。早速飯!!
今日は、繁華街の居酒屋と石垣牛の焼き肉をハシゴ。

居酒屋「ゆくい」と焼き肉「金牛」

貧乏根性の私めは、居酒屋で3000円の石垣牛を頼む事ができず、結局店を出たすぐにある「金牛」なる焼き肉屋に。
「結局食うならウジウジ考えてんじゃねえよ」と自分を叱る。

ロース、カルビ、シマチョウ。何故か生ビールが「モルツ」。サントリーさんはこっちでも頑張ってるのか?頑張らないでほしい。。。

そしてついに、念願の[BLUE CAFE]へ。

・・・・つづく

投稿者 litfie : 08:59 PM | コメント (0)

石垣島上陸計画

 
台風接近中ながらいざ出陣!!珊瑚礁に囲まれた島。

福岡からの直行便満席で、今回は那覇経由で。
台風は動きが遅く快晴との事。
景色が変わっていく。青い海と珊瑚礁。世界一美しい海とも言われる八重山諸島。間もなく到着。
 
到着!!そして八重山の海の玄関口 石垣港へ。

雲は出ているものの快晴。今日はどこかの島へ行くしかない。ってことで港へ直行。

時間も遅いし、今日は竹富島へ。しかし、凄い船の数。航行中もかなりの数の船とすれ違う。それも結構高速。。。
主要な島だけでも、竹富島、黒島、小浜島。西表島、波照間島・・・・全部で何便あるんだ???福岡の港とは桁が違う。
   
竹富島の昔ながらの島の情景を残した美しい町並み。

圧倒的に住民の数を上回っている観光客。こりゃ住んだら大変だ。でも、本当にきれいな町並みだから流石の観光客も汚さずに帰っているよう。
まずは、自転車を借りて散策。

レンタル自転車。そこの自販機で怪しげなジュース。多分現地の人はあんまり飲まない。

美しさの訳は??白い砂の敷かれた道路と赤瓦と漆喰の屋根、青い空。これらのコントラストが実にすばらしい!!!
 
美しい通り。花も映えるはず。。。そして名物「水牛車」。

肝心の海は。。。。人が多い!!梅雨の晴れ間の本島周辺の離島の海の方が断然きれいだ。星の砂も今は殆どない。後から石垣の方に聞いたところ、海中の砂が綺麗なのだとか。浜辺は人が踏みつぶしてしまうから。そりゃそうだ。こんだけ人が居ればねえ。。。。


ちょっと綺麗な場所発見。星の砂は極微量。。。

こうして、時間があっという間に過ぎ、最終便で石垣へ。

・・・つづく。

投稿者 litfie : 12:02 AM | コメント (0)