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September 19, 2006

Departure ー 沖縄1日目/那覇

早朝まで飲み明かし、つかの間の仮眠。
そして僕らは空港に向かった。
そう、沖縄へ旅立つ日。何も直前まで飲まなくても・・・。

とは言え、旅の始まりを祝わずしてどうする?勿論恒例の搭乗口Hora!!今日はエビス!!

そしていざ出発!!おバカな僕らは機内でも。。。気分を変えてオリオンビールを軽く飲み干す。
毎回の事ながら、この機内のビールも格別だ。


昼過ぎに到着。腹ぺこキッズはまずは腹ごしらえ。
始めて来たカズちゃんの為に公設市場の食堂を案内。
ゆいレールで牧志へ向かう。

 
そうそう、到着の乾杯を忘れていたね。じゃあ、オリオンで!!そしてそばやチャンプルーを喰らう。美味い!!

昨日までは天気がイマイチだったらしい。でも今日は快晴。
暑い日差しと乾いた風が僕らを別世界へ連れて行ってくれる。

ちょっと気持ちよくなった。とりあえずホテルにチェックイン。
市場通りを抜けて、しばし商店街を散策しながら歩いた。
地図も連絡先も持たない僕らは人に尋ねがら目的地を目指した。
ようやくたどり着いた宿には、観光客がロビーにたむろしていた。
こういう景色って、旅している気分が味わえる。いいね。

部屋に入ってまた乾杯!!
不思議な事に飲める。
普段ならそろそろ撃沈だ。やれるね、僕たち。

しばらく小一時間のんびりした時間を過ごし、街へ出掛ける事にした。
明日からの離島滞在に向け、サンダル、海パンなどをゲットしなきゃ。
単に、準備が悪い。何しろ出発直前まで飲んでた訳だから。。。

飲んでるのに元気ね。よく歩く。
国際通りを幾度か往復し、それぞれのお目当てを探す。
ふわふわした気持ちは、そんなに迷わず買物をさせてくれる。
サクッと買物完了。
ならば。。。一杯やりますか!?!


ヘリオスパブへ。ジャンボソーセージ(名前忘れた。とにかく長いソーセージ)をつつきながら一杯やった。

ちょっと腹へって来たね。飯食おう。
到着して半日、飲むか食うかしかしてない。


久茂地にある居酒屋「かびら」へ。カラカラで泡盛をいただく。美味いね。
島らっきょ、海ぶどう、ナーベラー、チャンプルー・・・食べる食べる。

そして、食事が終わる頃にはいい時間。八時過ぎってところか。

しばらく闊歩し、桜坂へ向かう。
お目当ての「エロス」はまだ開店していない。
せっかくだからその周辺を歩き違うお店に入ってみる事にした。
桜坂の交差点を少し商店街向きに入ると数軒の店が軒を並べている。
さあ、どこに入るか?
気分のいい僕らはさほど迷う事無く一軒のバーに立ち寄らせてもらった。

ミサさん営む「bar MM」。
僕ら春吉マンデーズはミサさんとの粋な会話を存分に楽しんだ。
素敵な出会いだね。
おもてなしってものを再考させられる。
日頃のカチカチでゴツゴツした自分の態度を、こんな時に見つめ直させてもらってる気がする。
思い描いていた人との出会いや触れ合いがどこかに葬り去られていたように感じてしまう。
人との出会いをもっと大切にしたいなって改めて思うのだ。

その出会い、触れ合いを心底感じさせてくれたのが「エロス」だ。
「bar MM」を出てその「エロス」に向かった。
偶然にも、「エロス」のマスター、ゴンザレスさんはミサさんの旦那さんの同級生との事。
いいね。この人のつながり。


開店間もなく、まだ人がまばらな店内。ゴンザレスさんのとびきりの昭和歌謡mixtureなdjプレイはまだ始まっていない。
相変わらずな赤い照明の店内は妙に落ち着く。そしてそれに反してキラキラボールやトタン屋根、それら全てが人々の心の妖艶な部分を刺激する。
席を共にした人々との自然な交流。お酒も進む。

酔っぱらいになりつつある僕はカズちゃんを引き連れ通いなれたバーへ。
「goodlife cafe」へ向かった。

たどり着くまでに寄り道しながらなんて思っていたが酔いに包まれた僕らにその余裕は無かった。
一気に国際通りを進み店に不時着。

「久しぶり!!」笑顔で迎えてくれるとホッとする。

早速仕上げの泡盛を注ぎ込む。
効くね。

しばらくしてみんなで合流。
そこで出会った人達と僕らの宴は続く。

何故か酔うと変わった行動をとってしまう。酔いと言うより沖縄の空気がそうさせるのか?
再び店を抜け出した僕とカズちゃんは路上販売に足を止め、手作りアクセサリーを眺めいつの間にかそれらの一つを各々手にしていた。

僕らと同じようにそこに佇む別の二人もそうしていた。
福岡じゃまずあり得ない。興味を示す事も無い。
ここに来るとみんなそんな気分になるんだろうか。

僕ら4人はそれぞれ好みのアクセサリーを手に笑顔でその場から去っていく。
何だろう?やけに楽しい。やけに嬉しい。

ウキウキな気分で「goodlife cafe」に戻った。

今日ここで過ごしている時間。特別な時間。
でもその時間の流れに逆らう事無く躊躇しないでその時を過ごす。もったいなくない。時は流れていくものなんだ。
時に誰かは沈黙し、物思いに耽る。時に誰かが人を巻き込む強引さをもって、そこに笑いのカオスが広がっていく。

そうして思う存分に飲み語らい、僕らの一日目が終わっていくのだった。
飲み通しの一日が終わっていった。。。

投稿者 litfie : September 19, 2006 10:33 AM

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