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September 19, 2008

安らぎの旅〜沖縄編/一日目(その2)

さあ、夜の街に羽ばたく鳥達。
もちろん夜の部は「かびら」からです。
と言いたいところですが・・・残念。
違う店に変わってしまっていたのです。
その光景に三羽はしばらく立ち尽くしてしまいます。
チキンレッドは目を赤くして涙を堪えています。
この時、チキンレッドの心の中の何かが動き始めたのです。
さっそうと先頭を歩き、残りの二人をリードします。

そんな背中を見てペンギンは言いました。

「まるでシャモですね!ギャオゥ!!」
ひよっこグリーンも同感でした。

こうしてこの時、チキンレッドはシャモ(以下シャモ)になったのです。
居酒屋の客引きにもさっさと着いていきます。
この決断の早さもさすがのシャモといったところです。
チキングリーンは残ったチキンの名ををこの旅中継承していくことになります。(以下チキン)

客引きをしていたお姉さんは僕らに接客することなくまたも客引きに出て行きます。
気づくと僕らのような男達で店が賑わっています。
残念なオーラに包まれつつあるこの店には長居はできません。
満場一致で一杯でチェーック。

そしてその後も二軒、三軒とはしご酒。
酔いが回っていたのでしょう。ここまでの写真はほとんど使えません。


何軒目でしょうか。「good life」に辿り着きました。シャモはカルアミルク。しゃれた鳥です。


雨も上がり、散策しながら酔いが心地よく体を包んでいきます。
思いのほかカラッとした空気が心地よく、ふらりふらりと三羽の鳥達が街を巡ってゆきます。

上空を見上げると雲がもの凄いスピードで動いています。
島の天気はこうしてどんどん変わっていくのでしょう。


唐突に入った島唄ライブの店。感動の嵐です。歌声が場内に響きわたり誰も会話をしようとしません。
島唄を”ステージ”で見て聞いたのは初めてかもしれません。三羽はその島唄を聞きながら泡盛を飲み続けていました。

沖縄旅行=女遊び。そんなことをよく言われます。
間違った考え方です。
間違ってはいませんが、これだけははっきり言えます。

僕たちは鳥なのです。

しかし僕らはここで唯一、女性とコミュニケーションを取ります。
「写真取ってもらっていいですか?」
「じゃあ、こっちもお願いします」

三羽はこれからの展開を期待したに違いありません。間違いないはずです。
男の子はこげんあるとです。
三対三の絶好のシチュエーション。

しかし鳥達は誰も動きません。
そしてこの店からも飛び立っていきます。

「あんなときって男らしさ出さんばやろーぅ」←チキンのくせに言うことは言う
「どう攻めたらいいんすかねぇ」←動きを探るシャモ
「旅はかき捨てっすよぉ」←ペンギン失言
「旅の恥はかき捨てやろが」←突っ込みは大切
「せめて訳すんなら「恥はかき捨て」の方がいいね」←冷静シャモ
「結局かき捨てきらんちゃん」←三羽同時

くだらない会話が続きます。
でも三羽ともさして後悔はしていないようです。
なぜなら、この後は大好きなマクドに行くからです。
いつものようにシャモはスキップでマクドに入っていきます。
ペンギンはここ数日の疲労感とサンダル豆に苦しんでいます。
チキンは本格的な撃沈モードで千鳥ってます。


今回はシャモが反則行為に出ます。マックポーク単品のはずがセットで注文したのです。
それに続けとみんなでセットを注文。おバカです。

どげんもこげんもありません。
満腹と言う表現ではなく、気持ちの悪さが一気に胃袋あたりから溢れます。
オウトリバースの準備が完了しました。

それでは、ホテルに戻って仕上げの缶ビールの時間です。

「気分悪っ」←玄界チキン
「ヤバいっすねえ」←主犯シャモ
「とりあえずビデオ見ますか??」←下の発射準備までするつもりのペンギン
「いいねーー」←三羽ともかいっっ!?!?

結局、リバースせずまま泥酔状態で眠りについた三羽は翌日に倍返しの気分の悪さを味わうこととなるのでした。
これは、すべてシャモの責任です。
酔っぱらってラーメンを遥かに超えるダメージ。
マクドでセットはシンジラレナーーイ。←もはやビンテージ

投稿者 litfie : September 19, 2008 10:47 PM

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