June 20, 2006
過去、現在・・・僕の未来は宇宙？！？
時は刻々と流れる。止まる事はない。
それは、時に早く感じ、ゆっくりと流れると感じる事もある。
刻み込まれる思い出、淡々と過ごした末ぼやけてしまった思い出。
そしてそれらの過去は、現在にストレートにつながるものではない。
遠回りをして、幾つかの障害を越え、現在に至るもの。
着実に物事を積み重ねて、そのまま膨らんできた現在もある。
そんな過去と現在が交差する時、僕に迷いが生じる。
ほんの些細な事で過去の自分に出会う時、現在とのギャップに戸惑うのだ。
「あの時の自分は何だったのだろう」
後悔もある。誇りに思う事もある。
ただ一つ言える事は、今現在が現実であり、そこからまた未来が開けるという事。
現在を飛び越える未来をかなえる事は、一度の人生の長さからそう容易な事ではないだろう。
例えば、がむしゃらに目標に向かってきた過去の自分がいたとする。
しかし現在は。その目標とは全く別の目標に向かって必死に走っている。
そんな時に過去の目標に方向修正しても実現の可能性は格段に少なくなる事だろう。
過去に大恋愛をしていたとする。
しかし現在は、その後に出会った人とこの上ない愛情を育んでいる。
そんな時に過去の恋愛感情を掘り返そうとしても到底過去の状況に舞い戻るまでに多くの困難が生じるはずだ。
ただ・・・
ここまで生きてきた過去の物事、一つ一つ。それらには現在につながる何らかの成果があった訳で。
それらの過去から今の自分にたどり着いてる訳で。
振り返ってみるのもいいが、過ぎ去った時間を羨ましく覗き込む事はない。
分かっちゃいるけど、どこか懐かしく、どこか輝いていたかのように感じてしまう時もあるんだな。
少し躓いたかな？？とか思ったり。
でもそんな時に思う事。
「僕は間違っちゃいない。今をステップにして輝かしい未来に向けて大きく踏み出すんだ」
こんな風にして自分を励ます。
大それた事じゃない。ほんの些細な事が重なって思い出しただけ。
突然引き出しの奥にあったものを見つけ出してしまったようなもの。
プラスに考える。
過去に素晴らしい何かがあったとする。
もし、今の自分にかけているものならば。
それを思い出して、少し方向修正してみたらと気づかせてくれたのかも。
そう、過去に戻る事でも、過去が素晴らしかった事でもない。
今まで生きてきて、それらの過去を誇りに思い、更なる素晴らしき未来にたどり着く為、時にそれらを思い出し、参考にして微妙な方向修正も必要って事。
上昇気流を逃さないように、乗り遅れないように。
雲の上まで昇ってきたらいい景色だった。それも素晴らしい。
その上の宇宙を目指そう。そこにたどり着くには大きないくつもの困難がある。
雲の上が最高に素晴らしいんじゃない。もっと素晴らしい世界が必ずある。
もっと上を目指すんだ。
間もなく大気圏に突入だ。
ここが踏ん張りどころだ。
その為の準備を怠らないよう。
雲の上に昇った時の優越感や感動、達成感をもう一度思い出して、今の自分に出来る事を全てやろう。
もちろん今すぐ、大気圏を超えられるとは限らない。それは分かってる。
失敗して再突入する事になるかもしれない。
でもそんな時も決して雲の上に落ち着かないように僕は昇り続けるのだ。
宇宙が僕の未来なんだ。
宇宙を目指すんだ。
そして、僕が宇宙に出たときその素晴らしさを伝えよう。
目指すものがもっと上にあるってことを。
今出来る事。
最大限の装備で、最良の角度で、最高のスピードで大気圏って障害に向かっていく事。
でも、実際の人生にはいっぱい大気圏があるよね。
間違いない。
一筋縄にはいかないよ。
いやいや、まだまだ宇宙にはたどり着けそうにない。。。
投稿者 litfie : June 20, 2006 11:54 AM