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June 20, 2006

天使の微笑み

天気がいい。海へ出掛ける。

道の途中、とある幼稚園の送迎バスと並んだ。
園児が後方座席で眠っていた。
その横で先生が体を支えている。
ふと僕と目が合う。

その時先生が微笑んだ。

僕も軽く微笑んで視線を前方へ。

間もなく信号が変わり再び車を走らせる。
反対車線を走っていた送迎バスは反対の方向へ。

バックミラーを除くとその先生はまだこっちを目で追っているかのように後ろに体を向けていた。
小さくなっていくその姿をチラチラ見ながら僕は走り去る。
その間も微笑み合っていたかのように感じた。

その微笑みは天使のようだった・・・。

天使なのか?もしかして本当に?

しばらくその微笑みが頭に浮かんでいた。

そう、きっと天使だったんだ。

少し心が和んだひと時だった。

天使よ、ありがとう。。。


いつものように海岸を闊歩し、日が傾いた浜辺でたたずむ。
落ちてゆく太陽を眺め僕は、心の中を整理するかのように、それらの物事を一つ一つ考えながら置き場所を変える。
悩みであれば解決すべき順番を整え、その糸口を探った。
迷いは、そのまま出口へ運ぶ。
中にはそう簡単に動かす事が出来ないものもあった。
そんなときはその箱を開き小口にして運ぶ。
そうこうしているうちに太陽は水平線に飲み込まれていった。

帰りの林道で僕は思った。

「大した悩みのない男だ」
「もう少し考えた方がいい」

一体いつまで僕はこのままでいるつもりなのか。
一体いつになったら成長というものを実感するのだろうか。

思い返したこの何日か。
色々な出会いがあったこの何日か。

きっと、みんなが思う僕の印象はほぼ同じだろう。
付き合いの長い人。短い人。みんな同じなんだろう。

すべき事は誰にでも数えきれなくある。
それは最低限のレベルのもので。

僕がもし成長を遂げているとすれば、更なる難問難関に立ち向かっていくはずだ。

ここは一歩進んでみよう。
その思いをしっかり胸に刻んだ。

天使の微笑み。

今日のたった一つの笑顔が僕に何かを与えてくれたのかもしれない。
頭の中を整理する冷静さと、躍進する勇気。

さあ、僕の休日は終わった。
いざ進もう。。。

投稿者 litfie : June 20, 2006 08:03 PM

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