« 宴のあと | メイン | 落涙ノンフィクション!! »
February 17, 2006
whisky&cigarettes
どのんびりな仕事な上、二日酔いが僕の体をフニャフニャにする。
仕事が終わってちょっと一杯のつもりが。。。
思いっきり朝まで討論会。
熱い!!
高校時分、障害走にエントリーしていたときがあった。
普通に走るより遥かにしんどい。
何故かって??障害があるから。
決められた間隔で決められた数。
人生みたいなもんだ。
好きなようにただ自分のペースで走ればいいってもんじゃない。
人生の障害は、決められた数でも決められた間隔でも、決められた長さでもなく、人それぞれ。
この障害ってやつをみんなそれぞれ乗り越えて生きてる。
問題は、障害をいかにして越えるかじゃない。
その障害を越えることを前提にその後をどう進むかだ。
障害は常に存在し、誰にでもあるもの。
その障害の存在感に圧倒されていてはその先が見えてこない。
この障害は必ず越えると言う大前提は崩してはいけないんだ。
確かに、なめてかかると転倒してしまう訳だが。
必ず越えられるという信念は持っておきゃなきゃ。
つまり、障害を飛び越えられるかという不安ではなく、その障害を越えた後の自分に生き甲斐を感じること。
飛び越えたことの感動で、その場で万歳三唱してるんじゃなく、障害を乗り越えた自分が何かをしている姿こそ喜び。
目標は飛び越えることじゃないんだ。飛び越えた後に何をするかなんだ。
僕は理想家なのかもしれない。
現に今、僕は障害を乗り越えられずに何度もその障害に向かって助走しては転び、膝まずき、汗を拭い、うつむき。どう越えるか頭抱えてしまっている。
それでも、僕は。越えた後の自分の姿を頭の中に描き続ける。
必ず越えなきゃいけないものなんだ。
自分には必ず越えられるものなんだ。
僕の笑顔は障害を越えたことで生まれるんじゃない。
越えた後、目指してきたものを得た自分の充実したその一瞬一瞬に生まれるもの。
こんな障害明日にでも乗り越えてみせる。
と思いつつ、どれだけの月日が流れているんだろう。
ちょっと考えた。めずらしく。
人に偉そうに言ってる自分こそが、越えられない障害に行く手を阻まれている。
余りに説得力のない自分がいた。
もっとみんなの気持ち受け止めて目の前の障害をいかにして越えるか一緒に考えてあげるべきだった。
みんなごめんなさい。
僕を見つめ直させてくれるwhisky。
僕の目を覚ましてくれるcigarette。
禁煙していた「けんたろう」が煙草を吸ったのは、禁煙を諦めた挫折じゃなく、きっと、この僕の理想感をその煙に包み込む為だったんだろう。
さあ、僕が理想家なだけではないところを見せよう。
僕の障害をいとも簡単に乗り越えてみせよう。
その先で次の場所を目指す笑顔の僕がみんなの不安をもみ消してあげよう。
whisky&cigarettes。
この過酷な現実を、淡い酔いと魅惑の煙に包みこもう。。。。
そして、その心地よい気持ちで障害に立ち向かおう。
さあ、今日も元気に「いらっしゃいませ!!」
ほら、僕は一つの障害を今日も乗り越えてる。
みんなだってそうだ。
簡単に毎日、一つ一つ乗り越えてるじゃない。
その調子だよ。ね。。。
投稿者 litfie : February 17, 2006 01:28 PM