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November 08, 2008

銃も剣もいりません


ここは戦場です。時にはマシンガンがぶっぱらされています。昨日それをよけながらシャッターを切りました。CAPAに負けない根性で。

蒙古の様に突然。戦は突然始まります。スリーブモードのボクには対応ができません。
隠れる場所を探しますがなかなか見つからず、玉を何発か食らってしまいます。

急所はさけたもののいつしか意識を失い、目が覚めると辺りはすっかり明るくなっていました。

「昨日の記憶は・・・」

その記憶を探しに昨日の戦場を散策しながらボクは少しずつ思い出してゆきます。

激しい銃撃戦でした。
飛び交う銃声と悲鳴。

「ギャー!!・・・ドドドドドド!!!・・・・バキューーン!!ギョエーーーー!!」

血痕を見つけました。
恐らくボクが最初に打たれたときのものです。
幸い、大事に至らずここにいるのです。

そして、今日もここが戦場と化すのかもしれません。

それに備えておく必要があります。
とはいえ、ボクには銃も剣もありません。

その交戦を目の当たりにし、時に流れ弾を食らい、時に捕虜となる事も。
そして、その自分の役割に歓びを感じているのです。
だから今日もここにいるのでしょう。
Mではありません。
少し痩せたボクはどちらかと言うとSサイズです。

今日は如何なる戦いが繰り広げられるのでしょう。
いや、今日は昨日の戦いが想像できないぐらい和やかなものとなるのかもしれません。

とりあえず、防弾チョッキぐらい着ておいた方がいいでしょう。
そのくらいの備えはしておくべきです。
でも、ボクがそんな装備をするとみんなが構えてしまいます。
だから今日も普段着かフリチンでいたいと思います。

そろそろ、仕入れの時間です。
外も戦場です。
血の気の多い人が沢山います。
とはいえ、ボクには銃も剣もありません。

ボクの平和を願う志は、ボクの命とともにいつしか途絶える事になるのでしょうか。
冗談じゃありません。
激しい戦のときは、とっとと隠れます。

ボクには銃も剣もないんですから。。。
フリチンなんですから。。。

だから、どうか、武装解除でお話ししましょう。
話し合えば分かり合えます。はずです。

しかし、世の中はね。世間はね。
銃の一つくらいね。持ってなきゃね。

とりあえず、ここは平穏な時が過ごせるようにしたいものです。

荒くれ者も臆病な人も。銃や剣は必要ない場所ですよ。
とはいえ、皆さんの安全確保には万全を期したい。
そろそろ、入り口に金属探知機を取り付けたいと思う今日この頃です。。。

投稿者 litfie : November 8, 2008 07:50 PM

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