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February 28, 2007

夜明け、僕は歩いて・・・


朝だ。僕は博多駅付近を歩いていた。
素敵な時間を過ごした後、でっかい寂しさに包み込まれて歩いていた。
寒さが一気に増した。
ユウイチに声を震わせながら電話する。

寂しい朝だね。

朝の空気。何やらかんやら思い出す。
切なくなった。
この駅には幾度となく来たなあ。
恋人の出迎え。見送り。
それから、勤めのときの出張。
どっちも切ない。

バイクに二人乗りでこの駅と家を行き来した。
見送りの後の切なさは半端じゃなかった。
永遠の別れのような悲壮感が心の中を占拠してゆく。
淡い想い出。。。

そんな僕も学校を卒業して企業に入社。当初の担当は大分県全域。
月曜日か火曜日には電車で大分に向かった。
到着して取引先に置いてある車を取りに行き津々浦々廻る訳だ。
正直あんまりいい想い出はない。
悔しくて泣く事もあった。弱虫君。

そう。この駅は涙行きの電車に乗る駅なんだね。←これが一番寒い

なんておセンチになってみたりする。

あまりの寒さにうどん屋の看板がやけに僕を誘惑する。
腹減ったな。
タクシーに乗るか迷いながらポケットの小銭を数える。
二者択一。もう持ち金はわずかなんだ。
ここは腹ごしらえやね。


八州のゴボウ天うどん。

どう見ても出勤前の人種じゃない人々。
「お疲れー」とか言ってる。
みんなすげー。
こんな時間まで働いとったんや。

そんな中でひとりうどんを啜る僕。

寂しい絵だったやろうね。

いいっちゃん。
こんな朝もあるさ。

ちょっと温もり蓄えてまた歩き出す。
ゆっくりゆっくり。

凍えて眠れん。
朝から暖房を全開。

そろそろ寝ないかん。
寝ないかん。

みんな、今日も一日ありがとう。
最高に楽しかったよ。
おやすみなさい。。。

投稿者 litfie : February 28, 2007 09:14 AM