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July 23, 2006
雨音
雨の滴越しに色とりどりの花。雨の恵みを感じる。雨の中家路を急いだ。
時折激しく降る雨。梅雨も終わりに近づいてきたが、暑い日差しの季節を前に大地を存分に湿らしてくれている。
ただ、「恵み」を受ける反面、時に大地は許容のレベルを超えたこの雨に悲鳴をあげる。
しかし降る。もの凄く降る。降り続けている。
例年より遥かに多い降水量ではないだろうか。
最近のニュースは、この雨を「恵み」とは受け止められないような映像が流れる。
台風や地震と言った一瞬の災害ではなく、じわじわと迫り来る恐怖感を感じてしまう。
これも自然の力。生き物が絶え凌がなければならないものなのだろう。
部屋にこもるが、激しさを増す雨音に気をひかれてしまう。
また何かの災いがどこかで起こっているんじゃないか。
実家の裏山は崩れてくるんじゃないか。
そんなリアルな想像。ホントにじわじわと湧いてくる。
何も起こらない事を祈るしかない。
今年の梅雨明けは何時になったらやってくるんだ?
もうそろそろ日差しを浴びたい。
空を厚く覆う灰色の雲を見上げ、一瞬見え隠れするその先の青い空に人生を見た。
そう、雨の日もある。時に災いも起こる。
でも、その先にきっと晴れる時が来る。
堪え凌がなきゃいけない時だってあるんだよ。
雲が開ければ、必ず晴れる。
僕は、じっとその時を待っているんだ。
雨音が弱まってきたようだ。
明日は晴れるのか?
時が経つまで誰にも分からない。
でも僕は信じる。
もうすぐ晴れる事を。。。。
投稿者 litfie : July 23, 2006 04:01 PM