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October 30, 2007

ロッテ アイの実

ひとつしかないアイの実を 大事に育んで
赤く染まる頃には誰かと出会えるかな

ひとつしかないアイの実は 熟してもほろ苦くて
蜜のような甘さを期待しちゃいけないんだ

 春が来て 心の扉を開き 風が吹き抜けて
 君と出会って そのアイの実が枝から落ちる瞬間に
 僕ら寄り添って受け止めた・・・

ひとつしかないアイの実の 深い味噛み締めて
笑ったり喧嘩したり 月日が流れてゆけば

ひとつしかないアイの実は やがて無くなるはずで
その頃 僕らはもう 離れてしまうのかな

 冬になり 心の扉を閉めて 閉じこもった君に
 小さくなってしまったそのアイの実の種を植えてあげよう
 そうすればきっと 春には実がなるさ

 春が来て 心の扉を開き 風を吹かせたら
 君が戻ってきて そのアイの実が枝から落ちる瞬間に
 僕ら寄り添って受け止めるんだ

  アイの実を絶やさずに育ててゆこう

新しいアイの実も ほろ苦い味わいで
それでも いつまでも その味噛み締めて・・・

投稿者 litfie : October 30, 2007 02:57 PM

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