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February 19, 2007

でも僕は・・・

宴が続く。
週末の怒濤の飲みモードから一夜明け、昨日はイベント。
終業後倒れ込み昼過ぎまで爆睡。起きてから即、店の準備。
軽く懇親会。いや、軽くない。寝起きにビールは効く。
腹一杯になってイベントスタート。
初っ端からひとりインカウンター。虎視眈々呑み始める。
気が付けば人もまばらになり、あっという間に酔いが回って来る。
悲しいかなひとりテンション急上昇。
仕事と言う仕事はしていないのに気持ちが張りつめていたせいか結構飲んでいたにもかかわらず酔いを認識できないでいた。
これからと言わんばかり、そこから更にペースを上げて飲み始める始末。

もう充分でしょ。

誰もがそう思っていた。

でも僕は・・・

飲みたかった。
嬉しかった。
大好きな人々に囲まれ、店に活気が溢れ、見渡せばそこにはたくさんの笑顔。
こんなに気持ちのいい事はないでしょ。
飲まずにはいられないでしょ。

僕は大好きな人と抱き合い、触れ合い、すぐそばで語らい、人の温もりと言うものを肌で感じる。

よく言われる。
この仕事はたくさんの出会いがあって、たくさんの触れ合いがあると。

確かに、その出会いの多さは実感している。
でも普段は、決められた距離を保ちながら、失礼の無いように。
心開いて触れ合える機会はそう多くはない。
それが残念でもあるがそれはとても大切。そうでなければいけない。

でも僕は・・・

もっと触れ合いたい。触れ合える。
そんな思いが爆発する。こんな夜には。
イヤらしい意味では全くない。
この触れ合いと言う事に男も女も関係はないのだ。

余韻に包まれながら過ごす昼下がり。
人の温もりの感触を肌に残したままもう少しゆっくりしよう。

でも僕は・・・

この極めて自己中心的な押しつけの行動が人に与える影響を今になって振り返り猛省を繰り返す。

人の心に土足で踏み入り、かき回していたんじゃないかと。
親友と呼べる大切な人々の。

こうして昨夜の酔いが覚めゆくこんな午後は、人知れずひとり、黄昏れる時間であったりもする。
記憶の断片を拾い集めながら顔を顰めている自分がいる。

幸せの余韻が無くなりゆく。

でも僕は・・・

今日も変わらず大好きな人と出会えるならばまた、杯を交わし酔狂するのだろう。

出会えるならば・・・。

投稿者 litfie : February 19, 2007 04:42 PM