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August 19, 2006

餃子と迷路


ふーとんの餃子。夕飯で食べたAセットについてた。
Aセットとはラーメンと半チャーハンと餃子。台風接近で店にこもりきりでこれが昨日の一食目。
今日はその餃子の話。

餃子とは・・・・・


その話の前に。。。。

昨夜は何だったんだ??
うんこ、いや間違えた。ウーコン(←しつこい)の”上陸”は、台風の”上陸”と言うそれとは比較にならない程、昨夜は静かなものとなった。
夕方は、いかにも台風接近というような少し荒れた天候で、一種動物的な危機感を感じずにはいられなかったのだが、いざ”上陸”となると・・・。
その後は逆に静まり、普段の単なる雨模様と何ら変わりない平常と静寂を保っていた。雨音さえも気にならない程。
しかしながら、天気予報を見た限り、それ相応な警戒が必要と誰でも思っていたのだろう。
誰も来ない店内で僕とヨシキは、それぞれの時間を半ば退屈に過ごさざるを得なかった。
良かったのは、普段の暇な営業時にチョコチョコとするweb閲覧を、どっぷり腰を落ち着けてできたことかな。
ツインweb閲覧大会を開催中だった。優勝はヨシキだった。

そう、来月は沖縄研修(???)。『現代日本の食の起源を辿るシリーズー第4回 固有文化における食の変化とその過程の欧米化の原因を探る』。今回は、”最南端の地、沖縄に「琉球文化」あり”ということで、「琉球文化」と「西洋文化」の調和と融合が食においてはどのようなものだったのかを探って来ようと思う。
その土地を肌で感じ普段、机上で議論していても見えないものを得たい。
そう感じてから機会を作り、今年で早4回目。
毎回多くの人とのふれあいを通じ、数しれぬ討論を繰り返してきたものだ。
その準備たるものとして、webで事前情報を集めていたのだ。

うそだ。

どの離島が綺麗か?面白そうな飲み屋は?

単なる観光ネタを探していた。

「スゲー綺麗!!」。「行きてー!!」。「ここ面白そうじゃない?」。「いいねー!!」

仕事中にすべき事じゃないのは重々分かっていた。
でも昨日はよかったのだ。
人の気配のない静まり返った街で、背筋を伸ばして人を迎え入れる姿勢を保ち続ける必要が皆無に等しい状況だったから。
誰も来なかった。

そこへ、ふらっと「シマゼン」改め「ツマゼソ」登場。
その後、何組の方かに立ち寄っていただき、所謂”坊主”ではなかったものの、痛い週末となってしまった。

仕方が無いので飲みに行った。いや必然的に。

はじめは楽しく飲んでいたが、何故かふっと何かが脳裏を巡る。

最近感じているものの一つ・・・・。

僕は迷路に迷い込んでいた。
僕は音楽を一つの自分の表現と思っている。
その感じている一つとは。
その音楽が自分の中で少しずつ変化してきて、今のそのあまりに単調になってしまった創造性に嫌気がさしている事。

その事について、少々突っ込んで「ツマゼソ」に相談を始めた。まじめに。
マジバナだ。マジックバナナではない。魔人の鼻の事だ。←イマイチ
夜が開けようかという時間にこんな話をいきなりされてもと思いつつ。
「ツマゼソ」は現役ミュージシャン。
具体的に明確に疑問を解いていってくれた。
それから同じく現役ミュージシャン「タロちゃん」に電話する。
何故か話したくなった。いわゆる”テレフォン”を使った。

僕は二人のように確固たる世界観も無く、表現の場も作らない。
僕にとって二人は身近な憧れの存在なのだ。

僕のやっている事はマスターベーション以外の何ものでもない。
オナニーってやつだ。(オナニーって恥ずかしいお言葉でございますね・・・)

そのオナニーは、あまりにストレートに僕の弱い部分をさらけ出すようになっていった。

つまり、この日記のようだ。

もっと深く、もっと広く、もっと自由なものだったと思う。
そして、もっと積極的にその表現の機会を作っていた。

今じゃどうよ??えっ??
人前で歌わなくなって何年の月日が流れていったんだろう。
最近じゃ「タロちゃん」や「ツマゼソ」に誘われてから、また少しづつやり始めてはいるものの。
肝心の創作過程でつまずいている。
迷路のように行き場を塞がれ引き返しまた進むの繰り返し。

壁にぶつかった。オノは自信を無くしかけていた・・・・(プロジェクトX風に)

でも昨日、少しだけ足取りが軽くなった。
たとえ迷路に迷い込んでいようが、出口を探り始めた気がした。

そしてまた今日、オナニーをしている。(俗にいう”アレ”じゃない。あくまでも。でもオナ○ーとか書くと余計にいやらしい。自慰にしよう。その方が本来の意味に近い。今更ジローやけど)
昨日の自慰よりは気持ちいい。
そうだ。自慰は気持ちがいいものなんだ。
そしてそれはいつしか、肉体的な快楽を超えて精神的な高揚をも引き出す。いや、今言っている事に肉体的なものはない。言ってる自分が”アレ”とごっちゃになってきた。この例えはやめよう。
活力。生きる喜び。。。そんなプラスの要素が心から溢れてくる。

これでいいんだね「ツマゼソ」。
僕がしている事はかっこ良く思われる事でも、思想を押し付ける事でもなく、
ただただ自分の中にあるものの一部をさらけ出しているだけ。それは一種の自慢でもなく。
それでいいんだ。

昨日までの何ヶ月、僕は迷路の中でうずくまっていた。
この大きな迷路を出るには一生かかるかもしれない。
でも出口を目指そうと立ち上がった僕は明らかに、大きな歩幅で歩き始めている。
その一歩一歩無駄じゃない事も分かってる。
行き止まりになっていたとしても引き返し、また新たな道を辿っていけばいい。

ホントはどこか寂しかった。そして動かない動けない自分に腹が立っていた。
歌だけの事じゃない。
僕の毎日。
現実に取り囲まれて身動きができなくなっていた。
それらの現実に巻き込まれて日々流されていたんだ。
ただ流されていたんだ。

解放していこう。開放台を打とう。
もっといろんな物に目を向けていこう。
過去も未来も。理想も現実も。もっと感じてもっと想像して。

時に流れに逆らい、僕は過去を妄想回顧し。
時にその流れに身を任せ、僕は現実を綴り。
時に流れを更に漕ぎ進み、僕は未来をも歌にする。

やってみよう。

広がる世界に心解き放とう。
書き綴ろう。

いいね。いいね。。。。

で、肝心の餃子の話・・・・それはどうでもいい。。。
餃子を食べた夜だっただけ。
ちなみにヨシキは餃子が嫌いだ。
ヨシキのAセットの餃子は僕が頂きだった訳だ。お得だね。
今日も食べたいけどねー。。。。

投稿者 litfie : August 19, 2006 12:31 PM

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